絶対王者‐1036‐

 2月11日の建国記念日は、久しぶりに家族でスキーへ行くことにしました。

 初めて東海北陸道沿いへ行こうと思い、調べてみるとその数の多さに驚きます。

 概ね大阪からのアクセスは3時間ほど。規模と景色優先で、高鷲スノーパークを選びました。

 雲一つなく、東に御嶽、乗鞍岳、槍ヶ岳を望む景色は絶景でした。

 ゴンドラがイタリア製らしく、トリコロールカラーが映えていました。

 大きなハーフパイプもあり、規模もなかなかのもの。15歳の銀メダリスト、平岡卓選手のホームゲレンデだったようです。
 

 5歳の娘も、ようやく一緒に滑れるようになりました。今度は、長男が「スノーボードもやってみたい」と。

 スキー一筋40年。競技スキー歴も20年強。しかし、スノーボードは未経験です。子供がやりたいと言うなら、やってみるまでですが。

 27歳くらいまで、本気で競技スキーをしていました。大学に入り始めたのですが、目標を大阪からの国体出場に設定しました。

 国体は、年代別にクラス分けされてします。各クラス、上位3名ほどが国体選手に選ばれるのです。雪上の真剣勝負が好きで、毎週、信州の草大会を転戦し、トレーニングを積んでいました。

 結局ベストリザルトは4位。残念ながら国体出場はかないませんでした。
 
 そんなレベルと同じにする訳は無いのですが、女子ジャンプの 高梨沙羅選手がメダルに届かず4位だったとありました。ワールドカップで13戦中10戦優勝といえば絶対王者です。

 地球は宇宙に浮かび、今日も太陽の周りを回っています。地面の下にはマントルがあり、この大地さえも移動しています。絶対などこの世にない。仕事を通して知ったことですが、時にスポーツは残酷です。

 勝者のメンタリティはどんな場面においても変わらないと思います。

 嘆かない、愚痴を言わない。そして、自分に期待し、進歩を楽しむ。

 まだ幼さの残る17歳。画像からも素直さがにじみ出ています。4年後は21歳。是非、その飛躍をみてみたいと思うのです。

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