この3月に引越しをして以来、カード、免許証等など、ありとあらゆる住所の変更をしなければなりません。
リストを作っているのですが、その量たるやもう膨大なもの。2ヶ月近く経った今でも少し残っています。
私は妻が仕事場にいるので、可能な限り代理で行って貰います。中には委任状が必要なものもありますが、それでも随分と助かるのです。
今回、どうしても直接行く必要があったのが、建築士免許と小型船舶免許。
建築士免許は何となく仕方ないかなとも思うのですが、船舶免許は車が代理で可能なのに何故?という気持ちもあります。
以前、納得出来ないケースがありました。ある銀行の口座を閉める時です。
財布の中のカードは増える一方。不要なものはどんどん辞めていくようにしています。その銀行は、仕事場の移転で使わなくなったので、閉めたいと相談したのです。開くときは代理人で大丈夫なのに「閉める時はどうしても本人が行かないと駄目」の一点張り。
その銀行だけなのか、どこの銀行もそうなのかは分かりませんが、これには納得出来ませんでした。種々の事情があるのですから、何らかの方法は必要だと思います。たとえば、海外へ転勤になった場合。歳をとって行けなくなる場合。しかも初めと終わりの対応が逆。ここが一番フェアではありません。
そんな時、決まって出てくる台詞が「当社では」「社内規定によって」等など。
仕事としてやっている以上、まずリクエストに応えようという姿勢が必須のはず。何故、自分達の論理が優先されるのか。
宮崎駿は言っていました。
「自我を満足させるために映画をつくってはならない。観客の為につくらなければ」
仕事において「私的には」は×です。私は一番後ろにすべきで、自我と個性は違うのですから。