海の中へ

 昨日は、クライアントのご主人と釣りに行っていました。昨冬、春に釣行する約束をしていてのです。

 大阪湾は夏のような日差しで快晴。しかもベタ凪。もう最高の釣り日和。紀淡海峡に浮かぶ友ケ島周り、大阪府最南端の岬町沖など数ヶ所を回り、ガシラ、ベラ、チャリコ、グチなどが30匹以上と釣果もまずまずでした。

 ご主人にも楽しんで貰え、万事良かったのですが、私が釣りをしていたのは1時間半程。あとは釣場に向かう行き帰りを含めて、大半は船室で横になっていました。

 土曜日に、先輩の結婚披露宴があり、家に帰ったのは深夜2時頃。タクシーに乗った記憶がうっすらあるくらい。記憶がほとんど無いくらい、久し振りに飲みすぎました。

 日曜日は4時起きだったので、早く帰ろうと決めていたのですが、体育会の悪しき習慣なのか、独特の濃厚なコミュニケーションなのか、ついつい……。

 釣りのほうは1時間半でも結構釣れたので、写真を何枚か撮って、明日の日記はこれでOK。ちょっと横になろうと、海水で手を洗おうとした瞬間、ライフジャケットのポケットからデジカメが……

 一年に満たない短い付き合いが終わりました。自分のライフジャケットならこんな事は無かったはずが、準備不足がこんなところに出てしまいました。

 しかし踏んだり蹴ったりという感じはありません。海上の空気はいつも綺麗ですが、気温、天候、波と条件が揃うことは滅多にありません。波に揺られて、久し振りに会うクライアントと海を眺めながら四方山話をするのは、かなり程贅な時間です。

 私が船室で寝ている間、船頭の父と雑談している声が、うっすらと船室へも聞こえていました。今回は完全に父のおんぶにだっこでした。
 

 船酔いしない為の3ヶ条。
①前日よく寝ること→2時間睡眠
②しっかり朝食をとること→二日酔いで全く受け付けません
③遠くの景色を見ること→見えるのは狭い船室の天井のみ

 それでも船酔いしなかった事が、まったくもって小さな自慢です。

 夕方は家族皆で実家へ。

 お好み焼きでした。二日酔いだったにも係わらず、すでにビールも。

 食卓にはカーネーションが。妻と義妹からのプレゼントでした。

 母の日に夕食を世話になっているのは、どう考えてもアベコベです。

 しかし母が一番喜ぶことは、皆が健康でごく普通に暮らすこと。ごく普通に暮らせるよう精一杯働きます。

 カメラはひとまず一代前が現役復帰です。

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