タグ別アーカイブ: 建築家

店主骨折のため暫く休みます‐2123‐

水曜日に、「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の【ゲンバ日記チャンネル】を配信しました。

リノベーションは新築とは違った面白さがあるので是非ご覧ください。

昨日は宵の口から梅田へ。

数少ない同業の友人と、4年振りに飲むことになりました。

彼は大のビール好きで、大概はここになります。

お初天神通りに昔あった古い店はクローズしたままなので、ミュンヘン曽根崎店になりました。

ツマミは名物のから揚げですが、もっと言えばこれしか頼ませて貰えません。

「サラダは家で食べたらいいやん」と。

そのくらい、美味しくビールを飲むのにこだわっているのです。

4年振りなので、建築のこと、家族のことなどを話していると、あっという間に閉店時間。

すぐ近くにあるショットバーに移動しました。

SINCE1987とあったので、37年続いている老舗です。

とにかく立地が良いのは強みでしょう。

更に話し込んでいると、あっという間に終電の時間となり、お開きになりました。

折角、夜の梅田に出てきたので、知合いの店に顔を出そうかなと北新地へ。

新地本通りにも活気が戻っており、何だかほっとします。

南のはずれまでやってきました。

ですが、いつもと違う感じ……

「店主骨折のため 暫くの間休みます」

少し長引きますともありました。

運動神経が良い男なのですが、何があったのでしょうか。

休みなら仕方ありません。

滅多にラーメンは食べませんが、すっと帰るのも何なので天一のこってりを。

深夜料金をプラスすると千円オーバーでした。

最近の物価高を体感して帰ってきたのです。

先の友人も、ほぼ1人で働いていますし、ショットバーのマスターも同じです。私も2年程スタッフを雇用できておらず、全く他人事ではありません。

もし右手を骨折したら、とても現行プロジェクトを滞りなく進めることはできません。怪我、病気には本当に気を付けなければと思い知らされます。

ですが、何か楽しみがないと頑張りが効かないものです。

友人はビール、マスターは旅、私はビールとワインと旅かな。かなり欲張っていますが。

久しぶりに夜の街を歩きましたが、梅雨前の夜風が気持ちの良い夜でした。


■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■■■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

■■8月1日プールのある「ささき整形外科 デイケアセンター」オープン

10月27日『houzz』の特集記事
「滋賀の家」掲載

10月11日『homify』の特集記事
「白馬の山小屋<リノベーション>」掲載

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背景に人生をかける‐2122‐

先週、長らく企画を練っていたプレゼンテーションを終えたので、日曜日は大丸梅田店へ。

お得意様シークレットセール。

いつものように、その甘いささやきに負け、夏物の上下や小物を購入。

と言っても全て仕事着ですが。

その足で、阪神高速湾岸線で六甲アイランドまで移動します。

梅雨前の快晴で、フンデルトヴァッサー設計の舞洲ゴミ焼却場も輝いていました。

神戸ファッション美術館は初めての訪問だと思います。

ただ、建物自体は見に来たことがあります。

巨大な吹き抜け空間を持つ建物で、UFOを乗せたような外観が特徴です。なのですが、外観を撮り忘れてしまいました。

日曜日が最終日だった「新・山本二三(にぞう)展。

いつものことながら、館内は撮影禁止。

本当にもったいない気がしますが、仕方ありません。

山本二三さんは、アニメーション映画やテレビアニメなどで背景を担当してきましたが、昨年の8月にお亡くなりになりました。。

何と言っても印象に残るのは、「天空の城ラピュタ」の背景です。

他にも、「もののけ姫」「時をかける少女」「名探偵ホームズ」「火垂るの墓」「ルパン三世」等を担当。

日本人で見たことがない人はいないかもしれません。

美しく、繊細に描かれた、手書きの背景画等、250点の展示がありました。

一番驚いたのは、テレビアニメ「じゃりン子チエ」も担当されていたことです。

この日記の検索ワードで、かなり上位にあるのが「じゃりン子チエ」なのです。

2度程、アニメの中で描かれる風景について書きました。

舞台は昭和50年代の設定となっていましたが、漫画の中の街の風景は、おそらく作者の幼少期、昭和30年台前半から、40年代前半までの記憶だと思います。

私は昭和45年生まれですから、幼少期が昭和50年代の中盤。この頃の景色とそれまでの景色は大きく違いがあります。

具体的に言えば、万博のあった昭和45年以降に建った家は、多くが木造モルタル塗りの家。それ以前は、板壁か、土壁に漆喰の家が主なのです。

と書きました。

山本さんは1953年(昭和28年)生まれですから、時期はピタリと一致します。もしかすると出身地、長崎県五島列島の記憶も少し含まれていたのかもしれません。

展示の中で、屋根瓦を一枚一枚丁寧に塗り分けているという解説もありました。この作品の風景に惹かれていた理由が、自分の中で腑に落ちたのです。

アニメーション映画において、背景は画の70%を占めるそうです。私の仕事、建築設計も背景を考える仕事と言って良いと思います。

無用に出しゃばる必要はありませんが、時には主役になり得る。そんなところがとても似ていると感じます。

山本さんは、亡くなる寸前まで故郷の五島列島の画を描いていたそうです。

背景に人生をかけた偉大な先輩に心から敬意を表したいと思います。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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ゲツモクお土産日記‐2121‐

会社には、毎日いくつも荷物が届きます。

サンプルやカタログ関係が多いので、大概はダンボール箱やクラフト紙系ですが、月曜日にちょっと可愛い箱が届きました。

山形のさくらんぼ。

もうこれは完全に宝石です。

宮城の畳メーカー「おり座」を応援しているという社労士さんからでした。

巻物の手紙を頂いたり、ご自身が山形で生産されているというりんごを送って頂いたりと、ここまでして貰ってよいのだろうか……と思ってしまいます.

このさくらんぼ、癖のない優しい甘さで、とびきり美味しかったです。

以前は、ふるさと納税でも頼んでいました。その位、娘が大好きなのです。

妻が先に持って帰り、その日の夜に私は5個ほど頂いたのですが、次の日はもう空っぽになっていました。

大人が食べ過ぎるより、体が成長している子供が食べる方が良いと思っています。ただ、もう3つ位は食べたかったかなと。

今日、木曜日は妻の両親が和歌山へ旅行に行っていたそうで、帰りにお土産を届けてくれました。

和歌山全部盛り、といった感じですがこれでも一部です。

大半は娘の胃の中へ消えると思いますが、スイカ、トウモロコシ、特に釜揚げしらすは私に当たらないと思います。

枝豆とイサキは大丈夫かなと。

この梅酢。

妻が言うには、和歌山にしかないそうで、これを使った鳥のソテーはとても美味しいです。白ワインとの相性は抜群です。

ちなみに、妻は白浜の銘菓かげろうを一番喜んでいました。

土地の産物を意味する土産(どさん)に、みやげの字を当てたのは室町時代以降だそうです。

「見上げ」が転じたという説と「宮笥(みやけ)」に由来するという説もあります。後者は神から授かった器という意味ですが、伊勢参りと強い関係があるようです。

十返舎一九の『東海道中膝栗毛』は弥次さん北さんが東海道を旅する物語りですが、庶民の移動が厳しく制限されていた江戸時代、旅は庶民の夢でした。

何故旅が出来たかと言うと、お伊勢参りを理由に通行手形が発行されたのです。

しかし、多くの費用が掛かるため、皆で積み立てたお金で代表者が参詣する「講」というシステムも考え出されました。

代表者は、お札や縁起物を持ち帰り、出資者に配ったのが、土産(みやげ)の習慣が根付いた要因だそうです。

どこにでも行くことが出来る時代ですが、実際に行ったかは大きく違います。

今年の3月、家族で仙台へ行く予定でした。しかし私はどうしても仕事が終わらずに断念。東京で暮らす長男も現地で合流し、私以外の3人での旅行になりました。

行けていたら、宮城の社労士さんにご挨拶くらいはと思っていましたが、実現せずでした。

普段、殆どお土産を買っていないのに、頂くばかりではそれこそバチが当たってしまいます。何とか、まずは出かける機会を作りたいと思います。

晩の食卓に、地域の特産物があると思うとより頑張りも効きます。

室町時代から続くというお土産という習慣に心から感謝します。

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旬を逃すな‐2120‐

先週土曜日から、池原ダムに行っていました。

今年は一度もボートを降ろせていないので、まだ池原ダムで釣りをできていませんでした。

この日はまるでゴールデンウィーク並みの混雑です。

試合が開催されるからでした。

熊谷、足立、浜松と、中部、関東ナンバーの車も沢山ありました。

駐艇しているので、その前にボートを降ろして貰い、少しだけ釣りをすることに。

あまり時間もないので、トボトスロープ近くを流していきます。

5分程流していると、いきなりヒット。

かなり良い魚で、グングン引きます。

しっかり時間を掛けて、かなり引きが弱まったところで、動画を撮りたいなと色気を出してしまいました。

デッキの上にあるスマホを拾いあげ、写真から動画に切り替えたりと、モタモタしていると、すぐ目の前でフックオフ(針が外れること)。

痛恨の極みです。

55cmくらいはあったと思います。逃がした魚は大きいですし、誰も確認できませんが。

何度も痛い目にあっているので、良い魚を掛けた時は「遊び無し、遊び無し」と呪文のように呟きながらやりとりします。

久しぶりの釣りだったのと、あまりにすぐ釣れたので、鉄則を忘れていました。

その後はあたりゼロ。チャンスを逃すとこんなものです。

しかし、今回のメインは「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の打合せ。

準備のために山を下りました。

顔を洗おうと休憩所に寄ると、朝市が開催されていました。

フキ。

ニンニク。

この日のスケジュールを考え、今回はやめましたがサニーレタスが特に美味しそうでした。

工事のほうはドンドン進んでおり、かなり見せ場の多い現場になっています。

その日の晩、クライアント夫妻が、ホタルを見に行きませんかと誘ってくれました。

歓び勇んで、三脚2台にカメラとビデオを携えて出掛けたのです。

電灯ひとつない漆黒の闇の中を、ホタルが乱舞する光景は見事なものでした。

何とかカメラに収めようと、あの手この手で撮影するのですが……

クライアントが帰ったあとも、更に粘ってみたのですが結果はこれ。本当に漆黒です。

写真や動画に撮れない程、繊細で美しい景色を見れたことは、この上ない幸せです。

しかし、機会があれば何とかリベンジしてみたいと思います。

釣りにも野菜にもホタルにも「旬」があります。

同じく建築現場にも「旬」があります。

撮りためた、動画、写真を早く整理して、早くゲンバ日記をUPしなくてはと焦る一方です。

と言っていると、今週は「(仮称)あまがさき ずっと元気クリニック」「ドッグランのあるタイル床の家」の工事もスタートする予定です。

粉骨砕身、身も骨も粉になるまで働く覚悟です。

■■■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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新米パパとママにとっての100km割引‐2119‐

阪神高速松原線に駒川から乗ると、通天閣が見えてきます。

通天閣近くのえびすジャンクションで環状線に入り、神戸線や池田線へ乗り換えることになります。

宝塚に向かう池田線の景色はなかなかのものです。

また、大阪湾沿いを走る湾岸線は、都心部とはまったく風景が異なります。

神戸方面へ車を走らせると、山と海の間には神戸線が見えてきます。

六甲山系を眺めながらのドライブもまた楽し、なのです。

先日、阪神高速から大阪都心迂回割引神戸都心迂回割引等が発表されました。

6月からの値上げと合わせて発表された、慢性的な渋滞を解消するための対策です。遠回りをしても最短ルートと同じ金額になるというもの。

特に日本一混むと言われる神戸線は、私もできるだけ避けますが、中国道まで大回りするのは、相当に混んでいる時だけでしょうか。

それよりも、絶対に混まないと絶賛お勧めしている、山麓バイパス、ハーバーウェイ、そして湾岸線を含めて、こういった対策をとってくれると一番ありがたいのですが。

他にも深夜割引関西国際空港方面割引大和川線·堺線乗継割引も始まりました。

ありがたいことですが、全て理解している人はほぼいないでしょう。

このような割引で思い出すのが、2008年頃に実施されていたネクスコの100km割引です。

ETCの普及と、経済対策の両面で実施されたのだと思いますが、兎に角複雑でした。

子供もまだ小さく、よく遠出していたので出費はできるだけ抑えたいものです。

以下、2008年10月23日の日記から抜粋ですが、あらゆる割引を駆使して蓼科へ行っていました。

週末に長野の蓼科へ行ったケースで、1行程なら358kmで8,500円。4つの行程は100km以内がミソです。

1行程  近畿道「八尾」で乗り6:00までに「名神吹田」を通過。名神「八日市」で一旦流出。
※①早朝・夜間割引 50%offで1,500円

2行程  9:00までに乗りなおして、愛知県の名神「小牧」で流出。
※②通勤割引の午前 50%offで1,200円

3行程  乗りなおして、長野県の中央道「飯田山本」で流出。
※④休日昼間割引の1回目 50%offで1,500円

4行程  乗りなおして、中央道「諏訪南」は17:00までに流出。
※④休日昼間割引の2回目 50%offで1350円

計 5,550円 で差は2,950円

これだけ頑張って、浮いたのは2950円。

流出したり、流入したりするリスクを考えると割に合わないかもしれません。

この時は、友人家族との旅行でした。

現在も、学費、学費、アトリエの移転費用と、お金はあまりありませんが、当時はもっと無かったと思います。

友人は親の代からの医師です。私も全力で働いていましたが、財力の差があることは間違いありません。

何とかついていけるよう、涙ぐましい努力をしていたのです。

なのですが、案外楽しかったなあと思い出すのは、こんなことです。

アトリエmのBIOGRAPHYに載せている写真も、この時のものでした。

「一番充実していた時は?」と聞かれると、多くの人は最も苦労した時期を挙げるそう。まさに「安楽は充実を生まない」です。

ETCの割引を調べるくらい大した苦労ではないですが、2,950円節約するために半日リサーチしたことが心に残っているのだと思います。

もし、この日記を新米パパとママが読んでくれたなら、こう伝えたいです。

お金はあるに越したことはないですが、無いからこそ心に残ることのほうが多いのです。

小市民のひがみも入っているかもしれませんが。

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ステルス値上げ大歓迎‐2118‐

6月に入りました。

ビワの実が成りはじめると、梅雨入りを意識します。

近畿地方の梅雨入りは平均で6月6日らしく、この気持ち良い季節も残すところ僅かです。

近所の田んぼでは、田植えが終わっていました。

こんなに弱々しい苗から、半年で米が収穫できるのですから植物は偉大です。

日曜日にスーパーへ買い出しに行くと、氷を盛った桶に鮎が盛られていました。

季節だなと思い見てみると、養殖とあります。そこは寂しい気もしますが、目で季節を感じるのは幸せなことです。

1980年代前半は5万店以上あった鮮魚店が、現在は1万店を下回ったという記事がありました。

我が家では、娘は魚大好きですが刺身限定です。東京に行っている長男は、食べれない訳ではありませんが、好んでは食べません。

明らかに需要が減り、漁師はなり手が少なく、水産資源も減る傾向。10年後、晩酌のツマミに魚はでているのだろうかと心配になります。

ただ、有るか無いかに比べれば、金額のほうは何とかなる気もします。

右は先日買った赤のビニールテープ。左は5年くらい前に買った物でしょうか。

左は使いさしですが、全く直径が違います。

俗に言うステルス値上げですが、私は大歓迎です。

ビニールテープは電気工事の絶縁にも使うので、プロは堪えると思います。しかし、一般人なら大事に使えば、この程度は全く問題ありません。

山崎製パンの「薄皮シリーズ」は、1袋5個入りだったのが4個へ減ったこともニュースになっていました。このシリーズのあんパンを、釣りの帰り道用に買っていました。

5個はちょっと多いなと思っていましたし、この飽食の時代です。量が減ることは、健康を考えるとむしろ喜ぶべきことかもしれません。

ステルス値上げで済むなら、是非そちらでお願いしたいものです。

本日、初期相談があり、建築コストの上昇による、坪単価の説明をするとやはり驚いておられました。流石に建築でステルス値上げはできませんし。

ただ、値上げは誰も喜んでくれませんが、理解しようという風潮に変わった気はします。

もしかすると、それこそが、日本の一番大きな変化なのかもしれません。

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阪急電鉄も、座席指定サービス開始。友人関係は大丈夫か‐2117‐

一昨日、梅田にでる用事があったのですがかなり激しく雨が降っていました。

相変わらず外国人旅行者を多く見かけます。

海外に行くと感じますが、傘の考え方は各国で随分違います。

ヨ―ロッパの人たちは傘をさす人が少なめ。それで日本に来ると薄手のカッパを使うのでしょうか。カッパこそ日本独特の言い回しですが。

2週間程前に梅田を訪れた時は快晴でした。

丁度、阪急の京都線に特急が到着したところ。

中学高校の6年間を梅田-高槻市で通っていたのでやはり愛着があります。

勿論のこと、ビッグマン前は待ち合わせの定番です。

その阪急京都線でも、7月から座席指定サービスが始まるという広告がでていました。

『プライベース』は一律500円だそうです。

私鉄では、日本一の路線長さを誇る近鉄電車は、 座席指定サービス の先駆者です。

下町感満載の近鉄八尾駅前。

しかし「ひのとり」の高級感はかなりのものです。

昨年末に初めて乗りましたが、大阪上本町-名古屋の『プレミアムシート』で900円。

挽きたてコーヒーも買えて、非常に快適でした。

一昨年の秋には、お京阪の『プレミアムカー』で京都へ。

その時は、アテンダントが同乗していたのですが今もそうなのでしょうか。

そこまでは要らない気もしますが。

大阪-神戸、大阪-京都は、JRも含めて競争がし烈な路線です。各社が切磋琢磨してサービスが向上するのは、利用者にとってはメリットしかありません。

ただ一点、気になることがあります。

中学高校の6年間、阪急京都線の梅田-高槻市を使っていたと書きました。1980年代は通勤・通学ラッシュもえげつなく、通勤特急はいつも超満員でした。

通っていた高槻中学・高校は私学です。大阪の下町で育った私には、想像もつかないくらい裕福な家の子供が沢山いました。

当時はかなりの混雑でしたから、そんな家庭なら「座って勉強できるんだから『プライベース』で通いなさい!」となるはずです。

まさか、座席指定サービスを中高生禁止とはならないはず。もし私の時代に、このサービスが始まっていたら、猛烈に格差を感じたと思います。

それで、良い友達関係は築けるのだろうか……いらぬ心配でしょうか。

幸いにも、娘は近鉄電車で高校に通っていますが、『プレミアムシート』で通わせてくれと言われたことはありません。現在は、そこまで混まないのかもしれませんが。

『プレミアムシート』『プレミアムカー』に続いて『プライベース』。

サービスが始まったら、まずはお手並み拝見といきたいと思います。

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「No」と言える大人‐2116‐

土曜日は早起きして、定例打合せに向かいました。

いつものようにトンネルの中で奈良県に突入。

そして南西端までやってきました。

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」の現場はどんどん進んでいます。


ゲンバ日記の2回目を早くUPしたいのですが、整理、編集とも追い付いておらず……

なかなかに迫力ある現場ですので、もう少しお待ちください。

天気は快晴。

梅雨前の貴重な晴れ間で、出来れば釣りをしたかったのですが、定例打合せが終わり次第、とんぼ返りで大阪に向かいました。

日曜日も、みっちり今週、来週の打合せの準備です。

明けて今日の夕方。

高校3年生の女の子が、「建築士になったきっかけ、仕事内容、仕事のやりがいなど」を聞きたいと取材に訪れました。

授業の一環だと思いますが、2年に1回くらいの割合で、こういったオファーがあります。

仕事に興味があるならと、基本的に全て引き受けていますが、彼女はインタビュー中にメモ程度しか取りませんでした。

取材終わりでそのことを尋ねてみると「後でもう一度整理します」と。

「話の流れを止めず、それができるなら素晴らしいね。僕も普段の仕事でもそうしているよ」と伝えると、喜んでいました。

褒めるというのは、案外難しいことです。

何でもかんでも褒めると、嘘っぽいものになるので、良く見ておかないといけないのです。

今日まで出社していたオープンデスク生も、模型をつくる手間は全く惜しまない学生でした。

特に、「(仮称)あまがさき ずっと元気クリニック」の模型では、見せ場となる本棚をバルサ材で製作しました。

バルサ材の方がスチレンボードで作るより難易度が上がるので、一旦はスチレンボードを勧めました。

しかし、「バルサでやってみる」というので、任せてみたのです。

ソファなどは、厚めのスタイロフォームで作ると柔らかい質感が表現できます。

熱線スタイロカッターを引出し中から自分で見つけてきて、頑張って製作してくれたのです。

出来上がった写真がこれです。

UPで撮ると、本棚のゆがみが見えるかもしれませんが、バルサで作るなら上出来だと思います。

縦材と横材の両方に切れ目を入れ、ゆがみを最小限にする工夫までしていたからです。

10日以上頑張って出社していたのですが、朝が苦手なのか、時々約束の出社時刻に間に合わないこともありました。今日も間に合わずだったので、研修を打ち切ることにしました。

オープンデスクの前に面接をするのですが「真面目に一所懸命に取り組んでくれれば仕事の質は問わない」と約束します。一方「真剣味と謙虚さの足りない人は、研修を打ち切ることもあります」とも伝えます。

彼女なりに頑張っていることは伝わってきたので、良い点は積極的に褒めました。

ただ、8時間働くという事と、朝9時20分に出社することは辛そうでした。

それを「真剣味と謙虚さの足りない」とするのかは随分悩みました。

若い時なので、心の傷にならないよう気は使っていますが、約束を曲げてまで研修を続けることは、彼女の今後のためにも良くないだろうと、苦渋の決断でもあったのです。

時代は変わります。労働時間も変わります。ただ、一番変わったのは、経営者、先生などの年長者なのではないかという気がします。

「No」と言える大人が、学生の回りにいないのだと感じるのです。そんな学生が、いきなり真剣勝負の場に放り込まれたら……

尊重することと、なんでも認めることは違います。辛くはあったと思いますが、少しでも仕事人生の足しにして貰えたらと思うのです。

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やってないだけやん!‐2115‐

ツツジが満開になるこの季節。

毎年1回は、宮崎県の都城市で参加した、車の合宿免許を思い出します。

大学の生協で予約したので、色々な大学から参加者が集まり、とても楽しかったのです。

と思っていたら、あっという間に、子供が免許を取る歳になりました。

同じように合宿免許で取得し、無事免許が交付されたと写真を送ってくれました。

本人の尊厳のため、しっかり目にぼかしておきます。

小さい頃からずっと伝えてきましたが、①命 ②安全 ③健康 の優先順位だけはいつも忘れずにと、メッセージを送っておきました。

東京からの合宿免許は東北が多いそうで、このあたりは土地柄を感じます。

米沢だったと言うので、写真を送ってと頼んでおきました。

その写真が、なんともいい!

春の仙台行きも、私だけキャンセルになったので、こんな風景を見に旅へ出てみたいものです。

ちなみに、免許取得費用は半分だけ出してあげたはず。あやふやですが。

米沢城址には、伊達政宗生誕の碑があるよう。

すぐ近くには、江戸時代の名君として知られる上杉鷹山の像も。

この小さな街になぜ偉人が多いのでしょうか。

九州の小大名の家に生まれた鷹山は、上杉家に養子としてやってきました。

明治時代に内村鑑三が西欧に向けて英文で書いた「代表的日本人」では西郷隆盛など5人を取り上げています。

その中で、上杉鷹山は2番目に登場します。

米沢藩は、秀吉の時代には大藩でしたが、関ヶ原の戦いでは反徳川となり、当然冷遇を受けます。

17歳で9代目藩主となった鷹山は、困窮していた藩の財政を、産業の振興、人を得ること、賞罰をはっきりすることなどで立て直して行きます。

「民の幸福は、治者の幸福である」と語っている、まさに理想の日本人です。

中でも最も知られた言葉でしょう。

成せば成る なされば成らぬ 何事も

成らぬは人の なさぬなりけり

何度も読み返してしまう、禅問答のような含蓄のある言葉です。

しかし、現代語訳すると「やってないだけやん!」となるでしょうか。

動いていない車のハンドルをいくら操作しても景色は変わりません。まずは動いているか、自分の足元を確認する必要がありそうです。

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変わるホテル、変わる同窓会‐2114‐

2024年はオリンピックイヤーで、パリ大会が開催されます。

中学高校の同窓会をオリンピックイヤーの12月30日に開催すると決めたのが2004年。以来、世話役の代表を務めてきました。

前回、東京大会の年は新型コロナで中止としましたが、前々回と合わせて、会場は大阪マルビルの第一ホテルでした。

ご存知の通り大阪マルビルは昨年から解体が始まっており、新しい会場を探しています。

4年毎の開催なので、1回飛ぶと8年振りになります。その間で、大きく変わったのが物価とサービスです。

3時間7500円前後の会費で開催してきたのですが、ホテルなら1万2千円以下では難しそう。それで、レストランも含めて会場を探していました。

阪急梅田駅の東にあるNU茶屋町。

中央を抜けるとNU茶町+もあります。

2つの施設が一体となり、緑が多くとても良い感じです。

飲食店は概ね上層階にあり、テラス席がある店舗もありました。

金額的にはホテルより抑えられそうです。

阪急古書のまちを南に下って移動します。

こちらも大きく雰囲気が変わりました。

おしゃれではありますが、統一感がありすぎて私は昔の方が好きかなと思います。

次は阪急百貨店のレストラン街を見に行ってきました。

こちらも上層階に多くの店舗が集まっています。

最上階は屋上広場が隣接しており、非常に開放的な雰囲気。

昼時だったので、弁当を食べるビジネスマンや、ベビーカーを押した子供連れの若いお母さんたちが話に花を咲かせていました。

まさに都会のオアシスです。

テラス席があるなら、愛煙家の人にもよいかなと思っていたら、NU茶屋町も阪急百貨店も全館禁煙だそうです。ただ、喫煙室はあります。

なんと表現の難しいことかとも思いましたが。

何と言ってもロケーションが良いので、こちらが第一候補かなと思っています。

ホテルは金額も上がりましたが、年末年始に宴会を受け付けていないところが多く、その変化にも驚きました。

「ホテルってそれが商売なのでは」と思わず口に出てしまいました。メールでのやりとりなので、直接は言っていませんが。

2004年、第1回目の会場はモントレ大阪。会費は8000円でした。

20年前ですから、1.5倍の1万2千円は妥当な金額だと思います。しかし、少しでも多くの参加者を望むなら、抑えれる限りは抑えておきたいと思います。

物価が上がっても、何かしらの選択肢があるのが、日本の良いところでもあり、駄目なところかもしれません。

相当に迷惑を掛けた、母校への恩返しのつもりで始めた世話役の代表。足掛け20年、1回の中止は含みますが司会も合わせて、6回務めさせてもらいました。

自分なりにかなり力を入れてやってきたつもりですが、一番迷惑を掛けた恩師も鬼籍に入られました。そろそろ今年で退任させて貰おうと思っています。

世話役ともほぼ4年に1回しか会わないので、会の最後に皆と相談したいと思っています。

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