■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■
現場へ向かう途中。
立派な旧家が立ち並んでいるエリアがあります。
ただ、形あるものはいつか朽ち果てるのが宿命です。
安普請の(失礼!)倉庫なのかなと思い、横をのぞいてみたら、しっかりした土壁でした。
こういった昔ながらの瓦屋根は、解体の手間と費用がかなり掛かります。
屋根を葺き替えてリノベーションするのか、それとも撤去してしまうのか、他所の現場ですが気になるのです。
今年の暑さで、彼岸花も遅れ気味なのでしょうか。
ようやく秋の景色です。
向かっていた現場は「ドッグランのあるタイル床の家」でした。
順調に工事が進んでおり、早く【ゲンバ日記チャンネル】をUPしたいのですが、なかなか編集が追い付いておらず……
今日は昼から谷町六丁目へ。
この春に中古物件を購入し、「上町のアトリエ兼住居移転計画」は秋に完了している予定でした。
しかし実際には、ようやく今日が建築会社への現場説明。
現場説明とは、見積開始に先立って、文字通り現場で説明をすること。通称「現説(ゲンセツ)」。
「取説(トリセツ)」みたいなことです。
解体担当と電気設備担当も参加してくれましたが、リノベーションにおいて頭が痛いのはアスベスト問題です。
年代的にはロックウールだと予想していますが、仮では進んでいけません。
解体担当に検体を採取してもらい、検査機関へ提出を依頼しました。
「どのくらいの確率でアスベストが出ると思う?」と聞くと「年代的には半々ですかね」と。
低い確率を答えてがっかりさせてもいけないので、100点の回答だと思います。
「出る」か「出ない」か、「勝つ」か「負ける」かは常に2択。 半々に違いありませんし。
現説が終わったのは夕方。
屋上から西を望むと、上町台地の稜線がすぐそこに見えています。
ここで働き、暮らす覚悟を新たにしました。
駅に向かって歩いていると、モウモウと煙を吐き出す焼き鳥屋さん。
平野と違って誘惑も一杯ありそうです。
起業した時からジェットコースター人生です。
「勝つ」か「負ける」か 、前に進むしか選択肢はありません。
■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■
■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載
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