昨日、大学時代の後輩が結婚しました。
昨年の9月にその報告を受け、翌10月に奥さんを紹介して貰いました。
可愛い後輩の結婚ですから、いい式に決まっているのですが、それを差し引いても楽しい式でした。
会場のフォーチューンガーデン京都は、元島津製作所の本社ビルで、武田五一の設計です。建物も良かった。
9月の段階でスピーチをお願いするかも、と言われていました。妻に聞いても、弟に聞いても、スピーチは3分位がいいと。どう考えても10分は掛かるのです。
ケーキ入刀、乾杯、と進み私の順番に。
行きの電車の中で5分までは縮めたつもりでした。
弟も出席していたので、後で聞くと8分掛かったそうです。
飽きはしなかったとの事だったので、まあ良かったとしておきます。
ホッとしたのもつかの間。大学を出て約20年。スキー部は未だに体育会でした。
先輩らに、ワインまで「一気」で飲まされ、卓上で寝だす後輩も続出。私も式終盤の記憶がほとんどありません。
気が付いたのは深夜2時、ホテルのベッドの上でした。財布、手帳、携帯電話などが入ったバッグは全て会場に置いたまま。手持ちの荷物は一切なし。
月曜日は午前中から打合せがあり、朝一番の電車で大阪に戻らなければなりません。さあどうしたものかと。
スーツのポケットを探ってみると「御車代」と書いた封筒が。お礼を貰っていたようです。
これを電車代にあて、今朝京都から大阪に戻ったのです。スピーチは「人生ほど素敵なショーはない」という歌もあります……というくだりで結びました。
その言葉に偽りはありません。人生ほど素晴らしいものはありません。
結婚おめでとう。2人の幸せを心から願っています。