タグ別アーカイブ: 大阪の建築家

来週木曜日『かんさい情報ネットten.』に少しだけ出演します‐1995‐

今日は朝から、阿倍野へ敷地を見に行っていました。

大阪で暮らしているとは言え、チンチン電車の横を車で走るのはそれなりに緊張するものです。

カラフルな車両が増えました。

あちこちをウロウロと歩き回っていると、何とも味わいのある寿司屋さんを見つけました。

まだまだ、下町らしい景色が残っていることにほっとします。

その足で、八尾のサイトウ自動車サービスへ。

スタッドレスからノーマルタイヤに履き替えてきました。

結局、雪道を一度も走らずじまいでしたが。

社長の斎藤さんは、池原ダムで知り合ったのですが、ルアーショップJUNKY’Sも経営しています。

JUNKY’Sブランドのリフトアップ車がよく売れているそうで、兎に角アクティブな人なのです。

左端に写っているのは名物・スワンボート。映画出演のオファーがあったこともあるそう。

で、タイトルにつながるのですが、『かんさい情報ネットten.』に少しだけ出演します。

来週、4月6日(木)の浅越ゴエさんのコーナーです。

まだ内容に触れられず、詳しくは書けないのですが……

移動中、沢山の桜をみました。

どこもかしこも満開です。

FMからも、福山雅治の「桜坂」、ケツメイシの「サクラ」、森山直太朗の「さくら」が流れてきます。

日本人は本当に桜が好きなのです。

開花が早くなったとは言え、何とか4月まではもってくれそうです。

やはり3月の桜より4月の桜がしっくりきます。

週末は天気も良さそう。絶好の花見日和になりそうです。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演
■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開
■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載
■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

雲のような優しさでそっとぎゅっと‐1994‐

昨日は生憎の雨でしたが、朝から北野天満宮へ参拝に。

前回参ったのは今年の元旦

5時起きで、朝一番にご祈祷して頂いたのです。

本人の頑張りが一番ですが、中学受験、そして今回と、もう感謝せずには居れないという心境です。

お礼絵馬を奉納し、気持ち多めのお賽銭を納めてきました。

人出は少なめでしたが、それはそれでとても良い雰囲気。

大阪に戻って、「没頭できる家」のオープンハウスです。

雨もあり、多数来場とはなりませんでしたが、「外観の色が素敵」と言って頂きました。

音楽室にはシンセサイザーやギターも加わっていました。

クライアントには、本当に感謝しかありません。

長男の合格に浮かれていた我が家ですが、弟の次男も公立のトップ高校に合格したという吉報が届きました。

送別会と祝勝会をしようとなり、実家に集まったのです。

今回は、子供達が大好きな中華の出前。

そしてピザ。

母が赤飯とサラダを作ってくれました。

こうして皆が集まる機会も少なくなるでしょう。

それが成長ということです。

高校に合格した甥っ子が自ら、送別の弾き語りをしてくれました。

あいみょんのマリーゴールドです。

「もう離れないで」と

泣きそうな目で見つめる君を

雲のような優しさでそっとぎゅっと

抱きしめて 抱きしめて 離さない


声も大人っぽくなり、本当に大きくなったものです。

コロナ下の社会から脱却していく今年の春。

今後彼らはコロナ世代と呼ばれるかもしれません。

苦しかったことも沢山あったと思いますが、その苦しみの分だけ、優しくなれるはずです。

全て転じて最高の春になりました。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開

■■5月13日『住まいの設計6月号』「おいでよ House」掲載

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■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」
6月18日「シンボルツリー」
6月5日「擁壁のある土地」
4月11日「リビング学習」
2月27日「照明計画」
2月14日「屋根裏部屋」
2月1日「アウトドアリビング」
1月4日「土間収納」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

メディア掲載情報

大リーグ養成ギブスじゃなかった‐1993‐

■半地下の音楽室がある「没頭できる家」オープンハウス開催■

場所:大阪府南部
天王寺駅から電車で30分
日時:2023年 3月26日(日)10:00~16:00
詳しい場所はお申込み後にメールでお送りいたします。

昨日は早起きして、阪神電車で三宮へ。

6時台にも関わらず、かなりの人出です。

高速バスで淡路島へ向かいました。

明石海峡大橋を渡る時、何故これ程ワクワクするのでしょうか。

岩屋の町が見えてきました。

目的は3月上旬に視察した建築計画の調査でした。

計画地は西浦ですが、担当行政機関が集まる洲本までやってきたのです。

洲本は何度か来たことがありますが、歩き回ったのは初めてです。

勿論海もあり。

レトロ通りあり。

山が近くに迫るのもいい感じです。

またしっかり書いてみたいと思います。

行きの高速バスに乗っている間に、WBCの決勝戦が始まりました。

ネット配信で、アメリカの初回攻撃を今永が抑えたところだけ観ることができました。

いい試合になりそうだなと思いながら、アポイントを取っていた行政機関へ向かいました。

濃いピンクはアーモンドでしょうか。汗ばむほどの陽気です。

打ち合わせすると課題がでてくる。その課題を解決するために他の行政機関への移動。これを繰り返します。

移動中にアメリカ戦を観ようとするも、回線が混んでいるからか繋がらず。

これは「あなたも自分の仕事を頑張れ」という事かなと思い、ギアを上げて洲本市内を駆けずり回りました。

多くの課題は解決方法が見え、予約していた帰りのバスに何とか駆け込みました。

三宮から再び阪神電車に。

ようやく梅田に戻ってきたのです。

するとこんな看板が。

春の高校野球に合わせてでしょうか。

私の世代なら、「巨人の星」より「ドカベン」でしょうか。

中学、高校時代はやっぱり「タッチ」です。

中学野球を描いた「キャプテン」と、高校へと続く「プレイボール」も含めて、全巻コミックで読みました。

思い入れとしては「キャプテン」 が一番強かった気がします。

家に帰ってから、録画していたWBCの決勝戦を観ました。

「漫画でもこういうストーリーは描かない」という言葉が冠される大谷翔平選手。

オールスター軍団と言ってよいアメリカを破り、日本を世界一に導く原動力となりました。

最後の場面は、ダルビッシュの後を継いでリリーフ登板。

MVPを3度受賞のエンゼルスの同僚、マイク・トラウトを三振に切ってとりました。

投手と指名打者でベストナイン、そして大会MVPを受賞。

投げては星飛雄馬、打っては山田太郎、恰好よさは上杉達也。完全に漫画の世界のヒーローを超えています。

侍ジャパンのメンバーも、キャラクターが立っていました。

陽気で熱血漢のヌートバー。憎めないルックスと裏腹の打撃力、近藤健介。小柄ながら、信じられない破壊力と正確さを備えた、吉田正尚。最後の最後に爆発した、最年少三冠王村上宗隆。おっとり顔から想像できない長打力の岡本和真。ここ一番は何とかしてくれる山田哲人。骨折しながらも出場を続ける守備職人、源田壮亮。どこにでもいそうな雰囲気で打ちまくった中村悠平。

甲斐キャノン、2本塁打の牧、超オーバースローの湯浅。サイドからの剛速球、大勢。165km/hの佐々木朗希……

出きれば全員書きたいところですが、侍ジャパン自体が漫画を超えていたのかもしれません。

日本が誇るメジャーリーガー、ダルビッシュ有と大谷翔平が繰りかえした言葉は「楽しむ」でした。

一流のメジャーリーガーになる為に必要なのは、大リーグ養成ギブスではなかったようです。

星飛雄馬、山田太郎、谷口タカオに思い入れた世代は、ついつい歯を食いしばって、となってしまいます。

世界一となった2人の言葉を見習って「楽しむ」を心掛けたいと思います。

準決勝で辛勝したメキシコの監督の言葉も各所で取り上げられました。

日本が勝った。だが、今夜の試合は野球の勝利なんだ。

元野球少年だった私にとっても、夢のような2週間でした。

ありがとう侍ジャパン。そして野球。


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■■■6月9日 『住まいの設計チャンネル』 「おいでよ House」公開

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マゼが吹くころ‐1989‐

昨日は、淡路島に行っていました。

この季節特有の靄がかかっていますが、風は随分暖かくなりました。

島の西側、西浦の敷地を見に行っていたのです。

洲本がある東浦のほうが商業施設は多いですが、海はこちらのほうが澄んでいます。

相談下さった方と、道中は本当にいろいろな話をしました。

進んで行けるとよいのですが。

淡路島はかなり久し振りでした。

海、山、里山と様々な風景があり本当に楽しいところです。

灌漑用のため池が多いのも特徴。

気温も20度前後まで上がり、菜の花もすでに満開です。

相談内容は商業施設で、参考のためにと色々なところに連れていって貰いました。

山間部にも宿泊施設、カフェ等が結構できています。

平日ですが、かなりの人出がありました。

大学生が春休みに入っていることもあるでしょうが、想像以上の賑わいです。

西浦の海沿いも、以前の風景とは全く変わっています。

飲食店がかなりできていました。

こちらのグランピング施設はまもなくオープンという感じでした。

おしゃれカフェで、淡路島の食材をふんだんに使用しているというガレットを頂きました。

そば粉を使ったクレープのようなもので、お味はなかなか美味しかったです。

ただ、私たち以外は若い女性と若い男女のグループばかりで、多少緊張しましたが。

計画地近くの海にもタコが結構いるそうです。

タイ、タマネギ、淡路牛と、食材が豊かなことも、淡路島の大きな魅力です。

今頃の季節から吹き始める南風を、「マゼ」と呼ぶそうです。

「南風」と書くと地元の人に教えてもらったのですが、「マゼ」が吹くと鰆が産卵に上がってくるそうです。

県道を走っていると「名物・鰆丼」といった看板が上がっていました。

魚へんに春で「サワラ」と読みますが、春に美味しくないはずがありません。

おしゃれ料理も良いですが、私にとってはこちらの方が魅力的でした。

長らく釣りにも行けていませんが、やはり美しい海を見ているとワクワクします。

計画が進めば、一度くらいは釣りに行くチャンスもあるでしょうか。

最近淡路島が人気とは聞いていましたが、その一端を見ることができました。

やっぱり春は縁起が良いのです。


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大谷翔平いよいよ登場‐1988‐

今日の日の出は6:22。

朝、空が白むのも早くなってきました。

ジョギングコース途中の公園では、日曜日は草野球の試合をしていることがほとんどです。

外野の後ろから少し見ているとこちらに打球が飛んできました。

小学校、中学校と野球をしていた私としては、たまにはキャッチボールでもしたみたいなと思ってしまうのです。

などと書いていたら、ワールド・ベースボール・クラッシク(WBC)の強化試合が始まったようです。

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、3番DHで出場とのこと。

昨日は、打撃練習だけで球場を魅了したというニュースが上がっていました。

今日は大阪の京セラドームでの試合なので、生で見れるチャンスがあったと思うと何とも……

松井秀喜、イチローが引退した時も、一度はアメリカで生のプレーを見ておきたかったと後悔しました。

世界最高の選手といってよい大谷選手が現役の間に、何とか本場の球場で観戦したいと思います。

その大谷翔平選手も心酔し、松下幸之助、東郷平八郎、そして私の尊敬する稲盛和夫さんも大きな影響を受けたのが、思想家の中村天風さん。

その著書が『運命を拓く』です。

「天風哲学」は、前向きな考え方で人生は全く違ったものになるというものです。

消極的な言葉も決して使ってはならないとあります。

しかし、凡人である私たちはつい使ってしまうもの。そんな時にはこうすれば良いそうです。

もし「ああ暑い、どうにもやりきれない」と言ってしまったとしたら、続けて「と昔は言ったけれど」とすぐに打ち消しておけばよろしい。

これなら私にもできそう、と思わせてくれるのが 「天風哲学」 の神髄かもしれません。

稲盛さんは、中村天風さんの言葉をもとに考えた、この言葉をこよなく愛していたと思います。

新しき計画の成就は、只不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきに、只想え、気高く、強く、一筋に。

残念ながらシカゴ・カブスの鈴木誠也選手が怪我で辞退となりました。

それが痛くはありますが、今回は史上最強の呼び声も高い侍ジャパン。

何より、投手力は優勝候補のアメリカやドミニカ共和国を上回っているとも言われます。

気高く、強く、一筋に、世界一の称号を勝ちとって欲しいものです。

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祝・合格 盆と正月が一緒にやってきた‐1987‐

昨日は長男の18回目の誕生日。

「盆と正月が一緒にやってきた」という表現がありますが、それ以上の1日になりました。

誕生日を迎え、成人し、そして第一希望の大学に合格してくれたのです。

家族でささやかなお祝いパーティーを開きました。

得意の英語を磨いて、一点突破を目指していたのですが、現役で通るのは大変だろうなと思っていました。

私は近畿大学の理工学部出身ですが、折角機会があるなら、国語も、社会も勉強するべきだという考えです。

子供にもそう伝えていましたし、実仕事の世界では、世界史も、古文もとても役に立ったと思います。

しかし私に似てか、数学はかなり苦手なようでした。

色々話をして、特別に天才という訳ではない長男が、難関大学に合格するには、思いきって得意の英語に特化するくらいの勇気を持たなければ、勝ち抜けないのかな、と思うようになったのです。

東京での入試を終えて帰ってきたあと、こんなことを言っていました。

「試験が始まる前、これで僕の人生が変わるんだと思うと、にやけてきた」

また、こんなことも言っていました。

「すみません」「ごめんなさい」ではなく、全て「ありがとう」という言葉に置き換えているんだ。

成功者の話をどこかで読んだそうです。

実際、私に烈火のごとく怒られている時も「ありがとう」と言っていました。

そこまで前向きに考えられるなら、もうアドバイスすることなど何もありません。

合否にかかわらず、本当に成長したなと思いますし、すでに親を超えているところが沢山あるんだなと感じたのです。


英語に関しては、日本の英語検定におきかえると、1級レベルの資格を持っているので、勝てる訳もないのですが。

2005年の3月1日に生まれて18年。この春から、大阪をでて東京で1人暮らしを始めます。

小さいころは特にですが、この日記にもよく登場してもらいました。

本当によく笑う子供でした。

18年という時間も、瞬く間に過ぎて行きます。

今は、素晴らしい人生の門出を心から祝いたいと思うのです。

君に幸せあれ、と。

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努力は必ず報われる ただしその前には谷のようなものがある‐1986‐

環濠都市だった平野は、中世において綿の貿易で繁栄しました。

織田信長にキリスト教の布教を許されたルイス・フロイスは、平野を訪れ「美しき村」と書き残しています。

立派な駒寄せのある住宅が結構残っているのです。

その平野でも、最近は外国人の姿をよく見るようになりました。

特に良くみるのがベトナム人。

経営者からも外国人技能実習生としてベトナム人を受け入れているという話をよく聞きます。

いつの間にかリサイクルショップやベトナム食品専門店ができており、本当に逞しいなと思うのです。

私がベトナムを訪れたのは2002年の2月でした。

カンボジアのシェムリアップからホーチミンに入ったのですが、まず人の多さに圧倒されました。

20年前のことですから随分変わったと思いますが、当時はバラックのような建築が大半。

ここが街の中心だったはずですが、舗装されていない道路もかなりありました。

私が子供の頃は、大阪の下町も舗装されていない道路が残っていたので、とても懐かしく思ったものです。

ただ活気は凄く、うろうろと街を歩き回っていました。

「ささき整形外科クリニック デイケアセンター」の現場では、カンボジア人が働いていました。

カンボジアはアンコールワットなどの遺跡が多くあり、長く滞在していました。

夜明け直前の景色がとても美しいと聞き、早朝に起きて見に行きました。

人が穏やかで物価が安く、とても過ごしやすい国でした。

労働力不足が顕著な建築現場では、外国人や女性の姿を本当に良くみるようになりました。

地域、国籍、ジェンダーと、世の中のボーダレス化は更に加速するでしょう。

一緒に働く際に大切なものは何なのか。

やはり、その先が「幸せ」に繋がっているのかどうかだと思います。

脳科学者の茂木健一郎はこういっています。

努力は必ず報われる。ただし必ずその前には谷のようなものがある。

先週から、学生がオープンデスクに参加していますが、このあたりを上手く伝えられれば良いのですが。

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自分の幸せをつくるために、愛をつくるために、本気をだせ‐1985‐

1月に上本町あたりの熊野街道を歩いた際に、こんな貼り紙をみつけました。

立春大吉。

今まであまり意識したことがなかったのですが、厄除けのお札のようです。

古い風習なのかなと思っていたら、新しい住宅にも貼られていました。

少し意識してみると違うものが見えるものです。

今日は天皇誕生日で祝日。

昼から天気が良かったので、少し遠くまで散歩してきました。

すると住宅街の中に、突然巨大な鉄塔が現れました。

近くまで行ってみると、京都タワーくらいあります。

それは言い過ぎですが、30mくらいはありそうです。

NTTか何かの通信施設かなと思い、表に回ってみたのですが分からずじまいでした。

天気が良いからか目線が上にいきます。

高い物つながりで、今度は銭湯の煙突を見つけました。

美人サウナの文字も見えますが、その横に何やら看板が。

声をだせ

力をだせ

明るさをだせ

夢をだせ

やる気をだせ

さあ今日も

自分の幸せをつくるために

愛をつくるために

本気をだせ

あまりに熱の入った言葉だったので、正面側にも回ってみました。

暖簾にはこうありました。

千億の富にもまして

嬉しきはつつがなきくして

生きる身の幸

生きていると色々なことがおこります。

良いことも、そうでないことも。

ただ、いつも本気をだしていなければ、幸せはやってこない。

誰の言葉なのか分かりませんが、街角の哲学者にガツンとやられた感じです。

これこそ、生きる身の幸せ。

今度はタオルをもって、行ってきます。

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

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建築家・守谷昌紀TV どこか懐かしい、ワクワクする写真スタジオ「あの森のOhana」【ルームツアー】

『建築家・守谷昌紀TV』 ■

■6月16日 『ESSE-online』「おいでよ House」掲載

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