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戦後日本の甘酸っぱい味わい、りんご‐2064‐

街のあちこちで木々が色付き、秋が深まっていくのを実感します。

今年の夏は暑かったからか、ツタ類もしっかりと色付いていました。

庭先に成っているのはボンタン類でしょうか。

我が家のバルコニーには干し柿が。

果物が美味しい季節です。

昨日、会社で仕事をしていると宅急便が届きました。

「山形のりんご」とあります。

開けてみると、立派なりんごが……

手紙が添えられていました。

2月に届いた和紙の手紙。

その宮城の社会保険労務士の方からでした。

宮城から大阪まで足を運んで頂いたのに、ちょうどクライアントと打合せ中で、お会いできなかったのです。

手紙には「果樹園を営む義母の実家に毎週末足を運んで……」とあります。

今日の3時に、1つ頂いてみました。

中心部に見えるのは蜜と言われる部分でしょうか。

酸味も程よく、爽やかな甘さがすっきりとした味わいです。

最近の果物は甘すぎると感じることも多く、何とも日本らしい果物だと感じました。大変美味しかったです。

「赤いりんごに くちびるよせて」で始まる、「りんごの唄」は1945年(昭和20年)の発表。

並木路子が歌い、戦後のヒット曲第1号と言われます。

また、「りんごの花びらが 風に散ったよな」で始まる、「りんご追分」。

1952年(昭和27年)に15歳だった美空ひばりが、主演映画の主題歌として歌った大ヒット曲です。

戦後の貧しさから復興していく時代の雰囲気と、りんごの持つどことなく切ない甘酸っぱさがマッチしたのでしょうか。

日本復興のシンボルだったのだと思います。

戦後最大のスターとなった美空ひばりのデビューのきっかけとなったのが、NHKの「素人のど自慢」。そこで歌ったのも、「りんごの唄」だったそうです。

ラーメン > そば

メロン > りんご

食べた後の罪悪感の比較です。あくまで個人の感想ですが。

世界最古の果物とも言われるりんご。寒い地域で作られているのがまた良い感じがするのです。

ご自身が住む宮城から、山形まで足を運び、実際に手間暇掛けて生産して下さったりんご。とても滋味深い味わいでした。

妻に「売ってるりんごって、なんかピカピカしてない?」と聞くと、「贈答品なんかは磨いてると思う」と。

そう聞いて磨いてみました。

確かに少し光沢がでました。

私にできることはこのくらいですが、山形のりんごを応援したいと思います。

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