カテゴリー別アーカイブ: 09 家族・私

初海

 先週末、やっと今年初めての海に行きました。場所は、日本海にある私が一番好きな浜で、小学校になる前から来ています。

 「海」はここ一筋で、ここ以外で泳ぐこともほとんどありません。 水が綺麗で、景色が素晴らしいので、6ヶ月になった長男の初泳ぎ?もここに決めていました。

 足を浸けてみると、不思議そうな顔をしていましたが、泣きもせず、笑いもせずでした。「まだ何も分からないか」と思っていたら、海から上がると何故か満面の笑みでした。

 この日も私達家族の貸切状態でした。最近少し疲れ気味だったので良いリフレッシュになりました。 

 心地よい海風、美しい緑、澄んだ水。やっぱり海はいい!

里帰り 初対面

 

 

 

 

 お盆は来週ですが、1週間前に、お墓参りに行って来ました。土曜日の朝に大阪を出て、まずは父の里、岡山県の児島へ。

 児島は瀬戸大橋が掛かる本州側の町です。

 先週末は最高気温36℃から37℃。鷲羽山(わしゅうざん)からは入道雲が伸びていました。

 

 

 

 

 祖父は、父方、母方とも最近亡くなりましたが、祖母は2人とも元気です。5ヶ月になった子供を2人の祖母に会わせたいと前から思っていたのが、やっと実現しました。

 父方の祖母は今年90歳。しかし、この暑い中、「グランドゴルフ」に出かけるくらい元気で健脚です。

 満面の笑みで、妻と3人で記念撮影。

 

 

 

 その後、母の里、香川県の琴平へ。瀬戸大橋で海を渡れば、1時間はかかりません。

 母方の祖母は今年81歳。一度病気をしたので、昔ほどの元気はありませんが、今でも祖父が創業した、電気屋さんの店番をしています。

 私のいとこの子供も加えてまた記念撮影。


 

 

 

 

 琴平には、船の神様「金毘羅さん」の本宮が琴平山の中腹にあり、そこまでの石段は日本一の長さです。

 琴平山は写真の通り、象のような形をしており別名象頭山(ぞうずざん)とも呼ばれているのです。

 

 

 

 

 

 私の実家は商売をしていたこともあり、小学校までの長期休暇は、児島や琴平で過ごすのが常でした。

 今でも田舎に帰ると、三十数年も昔の思い出が一気に蘇ります。

 早朝、散歩をしていると、風景は昔のままでした。

 朝露。

 

 

 

 

 ひまわり。


 

 

 

 

 でっかいタニシ。

ナニワ生まれのナニワ育ち

 私は自分の誕生日を、かなり気に入っています。7月生まれの獅子座。百獣の王ですからかなり強そう、とかも思っています。

 7月は英語でJuly(ジュライ)。

 ローマ帝国以前の暦にJuly(ジュライ)とAugust(オーガスト)はありません。紀元前一世紀、栄華を極めたローマ帝国では、英雄ジュリアス・シーザーを表すJuly(ジュライ)と初代皇帝のアウグスティヌスを表すAugust(オーガスト)が、一年の真ん中に割り込んだ暦を使うようになりました。

 そのユリウス暦(ジュリアスのラテン読み)が進化した暦が、現在でも使われている訳です。
その証拠に、7月、8月以降はふた月づつずれています。10月を表すOctober(オクトーバー)のOctはラテン語で8ですから、元8月だったのです。
 
 高校の世界史で、確かこんな事を習ったと思いますが、なんとも強引な話です。しかし、そんなJuly(ジュライ)も大好きです。

 ずっと前に、祖母は私の誕生日を覚えてるのかなと思って聞いた事があります。「マサキちゃんは、ナニワ生まれの7月28日」とつぶやいてから答えてくれました。

 1970年7月28日生まれ。ナニワ生まれのナニワ育ち。今日は私の誕生日です。

子供の髪型

 うちの子供はよく近所の人に「綺麗に散髪してるね」と言われるのですが、実は違うんです。

 後頭部の上のほうと、えりあしの髪だけ長くそれ以外は刈り込まれているように見えます。私の経験から言えば、この髪型を好むのは、ヤンキー夫婦と、プロレスラーくらい。

 私と妻にそういう趣味は無いのですが、そうなってしまうのは、彼が自分で「むしりとって」しまうからなのです。生後2ヶ月を超えた頃から、手をかなり意識するようで、初めは拳を口に突っ込んだりしていたのですが、モノが掴めるようになると、眠い時に、やたらと髪の毛をむしるようになってしまいました。

 で、どうしても届かないのが後頭部の上のほうと、えりあしの髪だけなので、その部分のみ長いという変な髪型になってしまいました。おまけに手をしゃぶるので、ウンコの中には多量の髪の毛が・・・・・・。

 まあ、そのうち止めるだろうと思っているのですが、人と会う時はその度に髪型の言い訳をしています。

初めての海


 この間の休みに、子供を連れて初めての遠出をしました。やっぱり、初めは海ダナ。和歌山市は越えてもう少し南のほうまで行きたいナ・・・・・・くらいの感じで昼前に大阪を出ました。

 阪和道の「吉備」というインターチェンジでおりて、少し走ると釣具屋さんがあったので、「子供を連れて行ける足場のいい港ってありませんか?」と聞くと「すぐソコの港がエエかな」と。

 のんびりと海を見ながら、少し波止から釣りをしました。釣果は小さなガシラが4匹と30cmくらいのベラ1匹でしたが、空は快晴で久しぶりの潮風は爽快でした。
子供も大変機嫌がよく、眠そうにしながらも笑っていました。

 私は学生時代から、「モリヤ」というアダナで呼ばれる事が多く、友人の多くは現在でもそう呼びます。10年程前の夏、アメリカに留学していた友人が、ロシア人の同僚を連れて帰国していました。ロシア人の彼も一緒に海辺の民宿に泊まりに行くことになりました。

 体重100kgはゆうに超える彼は、ウォッカで鍛えられてきた、「ザル」です。夕食の後も延々とお酒を飲みながら、いい気分になって、カタコトの英語で話をしていると、夏だったこともあり「オレ、海が好き」という話になりました。すると彼は「そりゃソウだろ。”モーリヤ”はロシア語で”海”だもん」と。

 その時は「そうか、そうか、前世から決まってたんだ。オレも筋金入りダナ」なんて思っていました。という事はウチの子も・・・・・・

 私の思惑通り、いつも一緒に海に行ってくれる、親孝行な子供になってくれればいいのですが。

大の字

 近頃の休みは、何かと子供中心の生活になってしまいます。この日曜日は、お宮参りに大阪の平野区にある杭全(くまた)神社へ行ってきました。神社の起源は平安時代初期に遡るそうで、何度か参ったことがありますが、とても静かで、立派な神社です。

 我が子の、一生の健康と安全をお願いするわけですから、神妙な面持ちでお払いを受けていると、儀式は滞りなく終わりました。が、自分のイメージにある「大」の文字が子供の額に描かれていません。

 神主さんに聞いてみると、「最近は、男の子が『大』、女の子が『小』というのは、差別に繋がりかねない、ということもあり、描かない事にしています。ただ、お描きになられる場合の口紅なら用意しています」。ん~、なるほど。

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 とういことで、妻がその場で書いた『大』の字です。

 ちょっと星型みたいですが、まあそれもいいんじゃないか、と私達夫婦と互いの父母、6人で笑っていました。

やっと、もう 、ひと月

 長男が生まれて、1ヶ月がすぎました。先月の末から、妻子ともに里帰りから帰って来たので、私にとっては、これからが子育て本番です。

 驚くことがいろいろとあります。例えば、

1. 1~2時間ごとにミルクを欲しがって泣く
2. 授乳後はゲップを誘発させないといけない
3. 雲古はあまりくさくない
4. お風呂が大好き

 などなど。

 「しないといけない事」がたくさんあって、妻は特に大変ですが、少しづつ「してもいい事」を見つけていければいいかな、と思っています。

 私が生まれた時も、全身毛だらけで、熊の子のようだったと言われましたが、わが子も、一緒に風呂に入ると、背中に毛が生えているのが見て取れます。坂本龍馬の背中にはタテガミのような毛がはえていたようなので、「もしかして、龍馬みたいな人生を歩んだら」などと一人、親バカな夢想は広がって行きます。

 バスタブに入っているときは、特にご機嫌で、もう自分で泳いでいるような顔で手足を動かし、子もまた、悦に入っています。

名前は

一昨日産まれた長男の名前を決めました。自分としては出来るだけ呼びやすい名前を、と考えて付けました。

思いやりのある子供、そして大人になってくれれば……と願っています。

父親として名前は自分で決めたいと思っていたので、少し悩みましたが、今は、なんともと晴れ晴れとした気分です。

WHAT A WONDERFUL WORLD

家族がひとり増えました。

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新しい命が産まれたことに、ただただ感動しました。産まれるまでの妻の苦しみを見て、改めて女性の偉大さを感じ、心から尊敬の念を抱きました。

生まれた直後、頭に浮かんだのは、全ての事への感謝の気持ちと、ルイ・アームストロングの「WHAT A WONDERFUL WORLD」というJAZZの名曲でした。

これから始まる人生。いろんなことがあると思います。

ですが、いま我が子には「ようこそ、素晴らしきこの世界へ!」と伝えたいのです。

絵日記

 先週末、母の郷里の香川県へ行ってきました。

小学生の頃、父と母は商売が忙しく、私たち兄弟は夏休みの大半をそれぞれの郷里で過ごしたので、いろんな思い出があります。

 夏でも朝、顔を洗う井戸水がとても冷たかったこと。山から、街の光に向かってカブトムシが飛んで来るので、早起きすればモゾモゾ動いているカブトムシを拾うだけで、虫カゴが一杯になったことなど。

 小学校の頃、夏休みの宿題に絵日記がありました。

 ある朝、庭の松の木に乳白色のセミの幼虫を見つけました。脱皮したカラは何度も見たことがありましたが、生まれる前の幼虫は初めてだったので、観察していると、ナント背中が割れて羽化を始めたのです。

 何時間かかって成虫になったかは覚えていませんが、時間が経つのも忘れて観察し、その日の絵日記に5日分のページを使って書きました。小学校の先生が1文字づつに○を付けてくれたことを良く覚えています。

 今は祖母ひとりになりましたが、とても穏やかな顔をしています。小さくなったように感じる家と、庭の松の木を見ながらそんな事を思い出していました。