仕事の山頂

 本日は、実施図面UPの日でした。

 もう少し簡単に言うと、建築の設計図面が完成したので、見積りに参加する建設会社に取りに来て貰ったのです。

 公共工事なら入札といったところ。仕事には、忙しさの波が有りますが、建築設計においてはここがピークです。

 クライアントからオファーを貰い、設計が始まります。それは、紆余曲折しながら、目指すべく建築を模索する自分内旅であります。

 足掛かりが見つかれば、おぼろげながらも輪郭は見えてきますが、そうはすんなり進みません。

 それを何とか具現化し”こんな建築をこの世に”と意思表示する日が今日なのです。

 この歳になれば経験を積んだ分、少しは楽に……なんて事は一切ありません。

 むしろ年月による選択肢が増え、いくつになっても、試験前の学生のように寸前まであがいるのです。

 これは決して愚痴ではありません。ただ、今は3秒で寝れます。なんやかんや言ってもUPした日は爽快な気分。

友人宅でゆるゆると

 今日は敬老の日。

 暦を見ると10月前半にかけて、三連休が3回。

 私が学生の頃は土曜も学校でしたから、随分と休みが増えたものです。

 先週の土曜日は、友人宅でのホームパーティーへ行っていました。

 若い頃は”そんなの気恥ずかしくって!”と思っていましたが、まさしくそれに参加。歳と共に変わって行くものです。

 友人とはかれこれ、25年の付き合い。良く知れたメンバーの大人10人、子供8人が思い思いの場所でビールを飲んだりおもちゃで遊んだり。

 テラスでは炭火焼料理が始まりました。

 部屋の中では、参加者の一人センちゃん作の前菜が。

 パスタは砂肝とハツ(鳥の心臓)のペンネ。他にも、豚バラの燻製オリーブオイル添えなど、一手間掛かっていて、とても美味しいのです。

 マイ包丁持参で腕を振るってくれました。

 食べた後は、大人対子供でドッジボール大会。”ちょっと遊んであげるか”ぐらいの感じでスタート。

 友人の長男は小学3年生で、ドッジボールが学年で一番強いそう。真剣にお父さんを狙います。

 返すお父さんは、我が子を本気球で撃沈してガッツポーズ。気持ちが分かるくらい、彼は上手い。

 久し振りに聞いた”顔面セーフ”。なんとも懐かしい響きでした。

 大汗かいたら皆で風呂。

 お母さんから”ついでにウチの子も”という事で、新生児も洗っておきました。ちょっと懐かしい感じ。

 仕上はそうめん。三輪の老舗メーカーの友人が、自ら湯がいてくれました。

 流石に美味しい。梅と炒ったゴマが、一層味を引き立てます。

 あっさりといくらでも食べられます。子供達もツルツルと。

 到着したのはは昼の3時頃。友人宅を出たのは夜の11時半。

 8時間も遊ばせて貰いました。このゆるゆるとした時間が何よりの休日。

仕事の行き帰り

 現在設計している仕事の中に、京都の住宅があります。

 出来る限り、打ち合わせには電車で行っています。

 京都に向う路線で、好きな順番は①京阪②阪急③JR。

 京阪は特急でも40分以上掛かりますが、淀川の南側を並走する車窓を眺めていると、ちょっとした旅行気分です。

 しかし現実は事務所を出る寸前まで、図面を書いたり、模型を作ったりとバタバタします。

 それでも電車に乗ってしまえば、あがいても仕方ないので、最後に見直しをする時間が出来るのも良いところ。

 昨日は模型やサンプルなど荷物が多く、車で行きました。

 帰りがけ、堀川通りから東寺が。

 名神高速も右、左ルートができ、天王山で渋滞し難くなりました。

 10年前の高槻バス停付近は動かないテールランプがびっしり見えたものです。

 吹田ジャンクションあたりにはエキスポの観覧車。

 悲惨な事故を起こした事には憤りを覚えますが、遊園地が減って行く中、事故を真摯に受け止め、なんとか生き残って欲しいものです。

 普段はそう思わないのですが、夕暮れがそう思わせるのでしょうか。

白崎海岸

 ”朝びらき 漕ぎ出でて われは由良の崎 釣りする海人を 見て帰り来む”

 万葉の時代から景勝地として知られ、持統天皇の歌が残っている。

 周辺は白崎海岸県立自然公園に指定され、白い岩肌を見せる奇岩が点在する印象的な海岸美を見せている。

 最近、全く関係の無い2人から”白崎海岸っていい所よ”と聞きました。直接の情報が一番確実。それは確かめねばと行って来ました。

 大阪から車で阪和道の広川ICまで1時間、下道30分ほどです。

 岬周りは真っ白で巨大な石灰岩がそびえ立ち、青い海に映えます。なんとも奇妙と言うか、異国のような風景。

 2億年前のムシがその正体とのこと。

 白崎海洋公園(無料)という施設があり、すぐそばには石灰岩のトンネルが。

 モロモロしているのが見た目で分かります。”落石注意”と書かれても、どう注意すれば良いのか……

 見に来たのは”岩”だけではありません。本当の目的は海。砂が細やかで、美しい浜を見つけました。

 シーズンが終わった海は閑散として、とってもいいものです。

 私の家では、まだシーズン真っ最中。子供はお祖父ちゃんと泳ぐ練習です。

 ただ、海水を積極的にガブガブ飲むのには困っています。

 帰り道、空を見上げると夏と秋が入り混じったような空。

 ついに秋の気配が……

市役所の食堂

 仕事がら、大阪市役所には良く行きます。

 大阪市役所は日建設計による設計。

 食堂は地下にありますが、前には光庭があり、自然光が差し込むなかなか心地よい空間です。

 現在は法律の改正によって、民間でも建築確認を審査して貰えますが、以前は特定行政庁(府庁、県庁、市役所など)でしか受付けて貰えませんでした。

 それで、いろんな庁舎に行きましたが、総じて言えるのは食堂がどこも安い。

 この日、大阪市役所のランチセットはタンドリーチキン。

 コンソメスープ、春巻きとサラダ、ご飯は大盛りにしても変わらず¥500。

 見た目より、ずっと美味しいのです。

 市役所に行く時、地下鉄御堂筋線に乗りますが、ずっと気になっていた事があります。

 ”なんば”のローマ字表記が”Namba”なのです。これは何故なのでしょうか。

 PCで変換しても”なmば”。どんな意味があるんでしょうか?

六甲山 泣きっ面には

 昨日の日曜日、用事のついでに六甲山へ行きました。

 山頂から尾根筋を西へ走ると、神戸市立六甲山牧場があります。

 羊が放牧され、馬、豚、アヒルなどもいます。牛乳、チーズ、ステーキ等も食べられるのです。

 牧草地で、羊が草を食む景色は、ちょっと日本離れした景色。

 子供は羊を追い掛け回していました。それは微笑ましいのですが、ポロポロ出てくる糞が気になるようで、触りたがるのには参ってしまいます。

 神戸ビーフ、かどうかは知りませんが、お肉を炭火で焼いたステーキサンド500円。焼いてくれるお兄さんはちょっと芝居がかった人。

 山頂付近は25℃。これくらい涼しいと、食も進みます。

 前日が遅かったので、妻に子供を見て貰い、ベンチでちょっと昼寝を。ウトウトしていたら……チクッ!足に激痛が。

 蜂に刺されたのです。痛いのなんのって、急いで毒を吸い出し、オシッコを引っ掛けました。

 先週は生れて初めて中耳炎になり、人生二回目の蜂に刺され……泣きっ面に何とか。

 帰る頃には快晴になったので展望台へ。

 三宮から梅田、淡路島が一望のもとに。

 9月に入り、今年も残すところ1/3になりました。気持ちも新たにラストスパートです。

海へ行く 昼食は

 8/26(日)は日本海に行っていました。

 そこは福井県にある小さな漁村で、白い砂浜、緑の松、澄んだ海が美しい、一番好きな所なのです。

 今回は大人12人、子供5人の大所帯。

 一足先に着いたので、魚を釣りに沖へでました。

 浅場の海ははエメラルドグリーン。30年前から変わらない景色が、ここにはあります。

 魚のほうは小物中心ですが、アジ、キス、ベラ、ガシラをぼちぼちと。

 海での食事は、釣った魚を鍋にしたりてんぷらにしたり。

 しかし、歳と共に子供も増えてきました。色々考えた末、今回はカレーを作ってみました。

 ご飯も鍋で、1升8合炊きました。これが中々に美味しそうな炊き上がり。

 お腹の大きいYちゃんは相変わらずの働きぶりで、とても助かりました。

 ツヤツヤご飯も彼女のおかげ。体の方は大丈夫だったでしょうか。

 日除けを張って、皆で昼食。最高の時間です。しかし、大失敗をしてしまいました。カレーが”中辛”で、子供達はほとんど食べられず、何の為の……

 子供は焼そばに。次は”甘口”にします。

 うちの子供は、スイカとお菓子だけ。

 小さい子供は暑いとなかなか食べてくれません。

 これも次回メニューの課題です。

 海を眺めながら、夜まで浜にいました。

 ここに来ればやっと夏。しかし気がつけば8月の終わり。

 もう一度くらいは訪れたいと思います。

 神社のお祭りで始まり、稲美町の花火を満喫し、夕暮れの浜風が涼しくなりだした今、夏も終盤。いくつになっても、行く夏を思う時、切ない気持ちになるものです。

野菜が美味しいイタリアン

 昨日は久し振りの日本海に行って来ました。

 それは次回にUPするとして、8/23(木)は妻の誕生日。

 で、地下鉄谷町9丁目にあるイタリアンレストランのモンテラートに行ってきました。誕生日の外食は、2年続けてこのお店。

 理由は、手打ちパスタが美味しい、ワインが豊富、シェフとマダムの人柄、と色々ありますが、何より野菜が美味しい!妻も”野菜なら、食べすぎを気にしないでいい”と言うのです。

 店の前に着いた時から、すでに臨戦態勢。何と戦う?

 今日の乾杯はちょっと変わったところで。マダムが泡盛のジンジャエール割りを作ってくれました。

 香りは甘くすっきりと。シャンパンより好きかも。

 泡盛は、沖縄の波照間島へ旅行した際、現地で調達して来たとの事。

 本土に持って来ると、値段は20倍になるそうです。

 まずは名物”上新粉のピザ”。パリパリ、サクサクと文句無し。

 続いて野菜少しずつの”パレット”。

 有機栽培のオクラは生のまま。トマトに水牛のモッツァレラチーズ。ウリ、ニンジン、ナス、黒トウモロコシと彩り鮮やか。

 お味は……これが目当てで来ていますから、間違いありません。

 亜麻の実が入ったパンにアンチョビソース。まわりはサクッと真ん中はモチッと。

 ヒラメとカニにトリュフを載せて。

 カモのローストは塩コショウであっさりと。絶品。

 最後はメッセージが描かれたお皿にイチジクの赤ワイン煮。

 写真を撮っていること自体不遜ですが、手打ちのパスタを撮り忘れました。キノコとトリュフのクリームソースもエクセレント!

 このコースで6千円弱は値打ちがあると思います。この日もすっかり良い気分で店を後にしました。

大和川

 奈良盆地全域の支流を集め、生駒山地南端から大阪平野に流れ込んで来る大和川。

 元々は山裾西を北上していましたが、氾濫を繰り返す為江戸時代に付け替え工事が行われました。以来、真っ直ぐ大阪湾に注ぐようになります。

 家から自転車で5分くらいなので、小さい頃は良く遊びに行きました。

 何よりの自慢は”日本で一番汚い川”。冗談みたいですが、社会の教科書に水質ワースト1で出ているのを誇らしく思っていたのです。

 私が小学生だった昭和50年代は、高度成長期を終えた直後。生産性は重視するが企業道徳、環境は後回しと言う時代の付けが、奈良県全域、大阪府の中南部から集められ、この川に注ぎ込んでいたと言えます。

 そんな川にザブザブ入って遊んでいました。捕まえたヌマエビを焼いて食べたことも。いったい何を考えていたのでしょう……

 徐々にですが水質は改善されているそうです。コサギやアオサギの姿も。

 水がきれい、汚いにかかわらず、私の原風景なのです。

気候が変われば生活変わる

 8/17(金)の日本の最高気温のが埼玉県熊谷市で更新されました。

 その気温40.9℃。

 それまでは、74年前の昭和8年に記録された、山形市の40.8℃。

 これはフェーン現象なので、今回とは分けて考えたほうが良いと思います。

 熱中症で亡くなるひとが続出する等という事は、まさに非常事態です。

 私の家では日本古来よりの優れもの”よしず”を使っていますが、気候が明らかに変わった以上、考え方を変える必要があるかもしれません。

 例えば近い将来、欧米並に夏休みは3週間が当たり前になるかもしれません。でないと、例えば過酷な条件で働く建築現場では、生死問題に発展しかねません。

 もうひとつは服装。随分乱れたと言っても、クールビズと言っても、日本人は律儀です。電車に乗るとスーツを着るビジネスマンがまだまだ多い。

 仕事をする上で”相手に失礼の無いよう”という気持ちは、大切だと思います。例えば私でも、オープンデスクの面接に来た学生が、スリッパだったりすると”学ぶ気は無いナ”と思います。実際の心の中は見えないにも関わらず。

 もし政府が主導して”ネクタイは止めましょう”と言うならばそれに変わる方法を示す必要があるかもしれません。猛暑の中に働く人々を守る為にも。

 以前も書いたのですが、日本にはもともと陰暦六月は酷暑につき、少々服装が乱れても構わないという「六月無礼」という言葉があります。「八月無礼御容赦下さい」というバッジでも配布してはどうでしょうか。

 ”気にはしてるんです”と意思表示さえ出来れば、随分ネクタイとスーツが減るかもしれません。減りませんか?

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