天然クーラー?エコな市民の足、安治川トンネル‐2036‐

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日曜日も、気になる土地を見に行ってきました。

古家付きの土地ですが、今回は大阪市内でも海よりのエリア。

クライアントにもいつも伝えています。

「土地や建物は一点物。縁がなければ中々決まらないものです」

このあたりで2物件見に行きましたが、縁が無かったようです。

海沿いのエリアに来る機会もあまり無いなと思いながらGooglマップを見ていると、「安治川トンネル」の文字を見つけました。

「此花おもしろトレイル」の標識がでています。

安治川は江戸時代より主要な水路として利用され、両岸に回船問屋や船宿が立ち並んでいました。

その両岸を結ぶ渡しとして「源兵渡し」の船乗り場がありましたが、1944年(昭和19年)に安治川の底を結んだ安治川隧道が完成したとあります。

こちらは此花区の北岸側。

自転車のまま乗り降りできるのです。

見ていると、ひっきりなしに利用者がやってきます。

自転車3台+人といった感じ。

まずは、横にある階段を使ってみました。

かなり深く4階分くらいの高低差はあるでしょうか。結構大変です。

トンネル内は24時間体制で監視員の方が居るようです。

気温は20℃くらいでしょうか。かなり涼しいのです。

湿気があるところを見るとクーラーでは無いよう。丁度井戸水くらいの温度と考えると辻褄が合います。

南岸へ出てきました。

右に巨大なエレベーターが見えていますが、1977年(昭和52年)までは車でも往来も出来たそう。

私が7歳の頃まで、車でエレベーターに乗っていたとは……是非体験したかったものです。

南側にある交差点には「源兵渡」の標識も見えました。

此花区から西区に渡ってきたことになります。

今度は戻ってみます。

北岸に戻ってきました。

安治川トンネルは、エコな交通機関で市民必須の足でした。

大阪が世界に誇るUSJも良いですが、此花トレイルもなかなか楽しそうです。

彼岸を過ぎたら、また街歩きを楽しみたいものだと、秋を思う今日この頃です。

■■■4月6日 『かんさい情報ネットten.』 浅越ゴエさんのコーナー に出演

■ 『ESSE-online』にコラム連載

10月11日「テレワーク時代の間取り」
9月18日「冷蔵庫の位置」

■11月28日『homify』の特集記事に「回遊できる家<リノベーション>」掲載
■11月17日『homify』の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載

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