名前と漢字

 日本語の漢字は一般的には、5万字くらいと言われているそうですが、そのうち、名前に使える漢字は1945文字の常用漢字と、2004年に新しく493文字増えた人名用漢字983文字を合わせて2928文字あります。
 私の名前は”昌紀”と書きますが、正直に言うと、すごく気に入っているというわけではありませんでした。”昌”は女性にもよく使われる文字という印象があったので、すこし女性っぽいと感じていたからです。
 名前に関する本を読んでいた時に、そういえばと思って調べてみると、
昌:勢いが盛ん。栄える。美しい。太陽が光り輝くさまを表す。
快活でエネルギッシュ。周囲を明るく照らすような子に。
 
紀:はじめ。道筋。決まり。要。年代。書き記す。柔らかい印象に。

とありました。「ん?だいぶイメージと違うな。そういえば、太陽が2つもあるんだから、明るくて、いいに決まってるじゃないか。はじめに照らす、か、そうありたいナ。」などと一人納得していました。
 私の名前は、父方の祖父母がいくつか候補を考え、そこから両親が選んだそうです。もう連れ添って34年になる、自分の名前という一生涯のパートナーの事を何も知らなかったことに、なにやら恥ずかしいような、情けないような・・・・・・。
 これから、署名をする時の気分はきっと、晴れ晴れとしたものになるだろうと思いますし、少し自分の目指す像の輪郭が見えたような気がします。

近所を散歩

 私は大阪市平野区の喜連という町に住んでいるのですが、いまでもかなり古い建物が残っています。

 喜連という町は、戦国時代の堺郷や平野郷が自らの町を環濠で守ったように、環濠に囲まれていたそうです。その名残に、5つあった村への出入り口には、今でも祠(ほこら)が残っています

 古代、大阪湾は内部に深く侵食し、河内湾、河内湖を形成していましたが、現在の平野区は上町大地に続く高台にあり、常に陸地でした。近くには瓜破遺跡があることからもそのことはうかがえます。

 私は小学生までしか地域の学校に行っていなかったので、一昨年、この地域に事務所を移してから、今頃になってこの町を勉強中です。

 ですから、少し散歩に行くだけで、いろんな発見があり、結構楽しんでいるところです。

先週末の新聞に『一流の顔』という本の著者の岡野宏さんという方のお話が載っていました。
  元NHKの美粧師の岡野さんは、NHKのアート美粧部で40年間
ざっと10万人の顔をこしらえてきた。・・・中略・・・女優松たか子のお父さん松本幸四郎氏から手紙が届いた。「とにかく、つくり込まないでくれ・・・」娘を思う親心。幸四郎氏の助言を心に留めて、初々しさとさわやかさを生かそうと決めた。このとき、岡野さんは「必要以上に手を加えないことも大切である」と悟ったという。
 男の化粧に対する関心はここ数年、高まっているが、こんな意識とは裏腹な事にも時々出くわす。「先日、プロ野球の球団から金銭授受のあった今年プロ野球入りする選手が謝罪する
映像がテレビに出ていました。深く頭を下げているのに、なぜか誠意が伝わってこない。よく観察していると、あのまゆ毛がいけないと直感したんです。手入れされたまゆがかえって軽いイメ
ージをつくり、彼の謝罪する気持ちを正確に伝えていなかった」「まゆは知性、目は心、鼻筋は気質を表す」”一流の顔”と長年向き合っていた岡野さんの持論だ。

 私も松たか子さんは他の女優さんとは少し違う印象を受けていましが、自分、もしくはその周りの人々の明確な意識を持ってプロデュースしていることで納得できました。
 また、その選手の謝罪会見を見たときに、イメージが軽いかどうかは別にして、何か心に引っかかるものはありました。
 人によって感じ方はそれぞれですが、奴隷解放宣言で有名な第16代アメリカ大統領リンカーンは「男は40歳になったら、自分の顔に責任を持て」と言ったそうです。
 久しぶりに鏡に映る「顔」をマジマジと見てみました。

絵日記

 先週末、母の郷里の香川県へ行ってきました。

小学生の頃、父と母は商売が忙しく、私たち兄弟は夏休みの大半をそれぞれの郷里で過ごしたので、いろんな思い出があります。

 夏でも朝、顔を洗う井戸水がとても冷たかったこと。山から、街の光に向かってカブトムシが飛んで来るので、早起きすればモゾモゾ動いているカブトムシを拾うだけで、虫カゴが一杯になったことなど。

 小学校の頃、夏休みの宿題に絵日記がありました。

 ある朝、庭の松の木に乳白色のセミの幼虫を見つけました。脱皮したカラは何度も見たことがありましたが、生まれる前の幼虫は初めてだったので、観察していると、ナント背中が割れて羽化を始めたのです。

 何時間かかって成虫になったかは覚えていませんが、時間が経つのも忘れて観察し、その日の絵日記に5日分のページを使って書きました。小学校の先生が1文字づつに○を付けてくれたことを良く覚えています。

 今は祖母ひとりになりましたが、とても穏やかな顔をしています。小さくなったように感じる家と、庭の松の木を見ながらそんな事を思い出していました。 

マナ

 妻の実家では、昔から犬を飼っています。

 犬の年齢は人に置き換えるとおよそ7倍くらいと言われていて、「マナ」はもうすぐ12歳なので、84歳のおばあちゃん犬です。

 妻の実家は4人ともに犬好きで、こと「マナ」のことなると、無条件にかわいがり、自慢します。また、犬を飼っている家族同士の会話などは、私が聞いていると、ちょっと信じられないような会話です。「うちの○○は、こんなこんなで~・・・で、こんなに賢くて・・・~ねっ、かわいいでしょ!」なんて話が延々と続くのです。

 初めはちょっと引いていたんですが、確かにかわいいしなアなどと思っていると、どうやら、犬の自慢はどんなにしても、されても楽しいようなのです。

 2ヶ月に1回会うか会わないかの、新しく増えた家族はいつ、どんな時間に行ってもものすごい勢いで、しっぽを振って迎え入れてくれます。いつの間にか私も、そんな自慢を始めるようになるのでしょうか?

何人が?

 先週の11月23日にテレビで『平野西の家』を紹介されたのですが、どのくらいの人が見てくれたのだろうと少し調べてみました。
 2004年7月現在の日本の人口は1億2767万人で、およそ4700万世帯が暮しています。
近畿の2府4県にはそのうち19%の約786万世帯が集中しています。
 視聴者数はサンプル調査なので、正確には分らないようですが、統計的には、およそ90万世帯の方が番組を見ていたことになるようです。付けていただけの人も多いでしょうから、一概に見てくれたとは言えませんが、どんな人が見てくれたんだろう、とか、どんな感想を持ったのだろう、とか、空想は膨らみます。
 ですが、それを私がするすべはありません。テレ=遠くの ヴィジョン=見る がテレビの語源だったと思います。身近にあって、遠いもの、それがテレビなのかな等と、考えていました。

晩秋の湖

 奈良県の池原ダムに行っていました。空気はキリッと冷たく、とても気持ちいい天気でした。

 このあたりは、杉などの常緑樹が多いので紅葉は、ポツリポツリという感じです。

 三重県の尾鷲市と並び日本で最も年間降水量の多い大台ケ原水系に位置し、いたるところに滝があります。

 大台ケ原水系には、ダムが隣り合わせにあるところがいくつかあります。池原ダムの上流と下流にもダムがあります。

 近くにスキー場があるくらい寒くなるので、来年の春までしばしのお別れです。

 一年間楽しませてもらった、池原の大自然に感謝!

感謝

 11/23(火・祝)に、テレビ番組で『平野西の家』が無事紹介されました。

 多くの方々から、電話やメールで感想を頂きありがとうございました。今までのクライアント(施主)からも多くの連絡を頂きました。小さな通過点ですが、みなさんが私にチャンスを与え続けて下さったので、こんな機会にも恵まれたと思います。

 私達の世界では「初めて仕事を頂いたクライアントに、とにかく感謝しなさい」という言葉があります。当時、熱意には満ちあふれていましたが、大学を出て2年半、実績の全く無い、25歳の私に大事な家の設計を任せて下さった事に感謝の気持ちを忘れることはありません。

 能楽の大成者、世阿弥の秘伝書『花鏡』にある言葉があります。

是非の初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず
命に終わりあり 能に果てあるべからず

テレビ放映は、たけし&きよし頼み

 いよいよ来週、11月23日(火・祝)私の作品『平野西の家』
19:56pm~20:00pm ABCテレビ(6ch)『きらっと』
で紹介されます。

blog_import_5417b2ae86cd8

 ひとりでドキドキしているのですが、番組の制作会社の方に聞いたところ、6分と短い番組なので、視聴率は前後の番組にかなり左右されるとのこと。1週間ほどで、視聴率を教えてくれるそうなので、日記やホームページにUPしたいと思っています。

 参考までに、前の番組は『旅の香り、時の遊び』-「氷川きよしSP!!

 市田ひろみとともに京都を堪能!」-出演:中井美穂、野際陽子で後ろの番組は『最終警告!たけしの本等は怖い家庭の医学』です。

 小学生からずっと一番好きだった、ビートたけしさんと、彼が芸名をつけた、演歌の大スター氷川きよしさんに頑張って頂いて、少しでも多くの方に見てもらえれば、と他力本願で祈っております。

RED-Lab オープン

 大阪の天神橋筋商店街のすぐ西にある、印刷会社の1階に店舗を設計していましたが、先日無事オープンを迎えることが出来ました。

<RED-Lab>はこの印刷会社さんがプロデュースしています。情報は後日ホームページにUPするとして、この会社の常務がすごいんです。

 普段はフットワークの非常に軽い、仕事の出来るビジネスマンですが、飲んだら只の酔っ払いオヤジという2つの顔をもっています。加えて、学生時代から続けているヨットは、今でも現役で海の上にでると、人が変わったように精悍な顔つきになり、機敏な動作で大きなヨットを自在に操ります。

 大きなヨットは一人では取廻せないのでヨットオーナーから自然と声がかかります。その動きが、ヨットオーナーの心を魅了するようで、自然とお付き合いが始まり、その人柄もあって、遊びに、仕事にと、どんどん人の輪が広がっていくのです。

 私もそうですが、面識のない方と話をするときは、まず共通点をお互いに探します。出身地、出身校、趣味・・・などと順に探して行き共通点を見つけると一気に会話が弾むことは良くあります。

そんな時に、無駄なことって意外に無いなアと思うのです。但しどんなことでも、一生懸命するようにはしないと・・・

ゲツモクに綴るブログ。人、建築、自然・・・・・・