オーロラの彼方へ 満足度 100%
2000年アメリカ。
今は見た直後に書いていますが、今まで観た中で一番好きな映画です。
story ジョンは6歳の時、勇敢な消防士だった父フランクを事故で亡くした。3
0年後の現在、NYの空にオーロラが現れた日、父の遺品の無線機から男の声が聞こえてくる。
その声の主が30年前の今日、死ぬ前日の父だと知ったジョンは、半信半疑の父を必死で救おうとするが・・・・・・
30年の時を超えてふれあう父と息子に”シン・レッド・ライン”のジム・カヴィーゼルと”エニイ・ギブン・サンデー”のデニス・クエイド。
感想 1969年のNY。冒頭のフランクが消化に向かうシーンから釘付けでした。”過去が変わる→未来が変わる”というモチーフの映画は数あれ、これだけすんなりと受け入れられた事があったかどうか。
未来を知ってしまった時、どう行動するかが、見る側の感情を大きく左右すると思います。未来の子供から教えて貰う事になるフランクのとった行動は、人らしく、父らしいものでした。
ハラハラ感、ドキドキ感も十分で、60年代のニューヨークの空気感も心地良く描かれています。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、いろんな要素で十分に楽しませてくれ、飾りの無い家族の愛情を感じることが出来る、最高の映画でした。
ちょっと疲れ気味の人が、今日見る映画に迷っていたら、絶対に勧めます。
「私が好きなのはこんな映画」と言える、最高の映画を見つけました。