昨日は、昼から車で京都へ。
上京区で「山本合同事務所」の打合せでした。
建方が終わっている予定でこの日に設定したのですが、若干工事は遅れ気味。
躯体は次回の楽しみにしておきます。
この計画は、中央に緑をもってくるというテーマがありますが、このハードルは決して低くはありません。
クライアントとの打合せは、気が付けば3時間が経っていました。
今日は「R Grey」の完了検査でした。
現場は当社の隣。
マンションの設計は久し振りだったのですが、問題なくクリア。
9月の入居開始を待つのみとなりました。
不動産会社の担当者も、「閲覧数はかなり多いです」とのこと。
早く満室になればいうことなしなのですが。
先週から、2人の学生がオープンデスクに参加しています。
また、このあとも3名を受け入れることになっています。どちらの打合せにも彼らを連れていきました。
実仕事の現場をみることが、何かしらの助けになるはずです。
奥の彼は、ちょっと変わった機能をもつ住宅の模型を担当。
こちらの建物は色にもテーマがあります。
手前の彼は、少し大きなプロジェクトの模型を担当してもらっています。
2人とも積極的に動けるタイプで、どんどん模型も進んでいるのです。
このあと3名を受け入れると書きましたが、本当は4名を受け入れる予定でした。
ある学校からのオープンデスク生は、参加前に電話をかけてきます。
出勤日や、服装を確認する電話なのですが、1人の男の子は、当社のwebサイトを見ていないといいます。
「オープンデスク」のページがあり、そこに申込の条件、要項をUPしているのです。
全く要領をえないので「模型をつくるにもCADが使えなければ、できることがないので、研修前までに習得してきて」というと、まだ習っていませんと。
設計事務所においてのCADは、鉛筆のようなもの。使えなければ文字が書けないのと同じです。
「出来るだけ頑張って勉強してきて」と伝え、電話を切ったのです。
するとその後、学校の先生から「ある学生は受け入れてもらい、ある学生は受け入れてもらえないのはなぜでしょうか」という電話がありました。
学校では平等であることに価値があるのかもしれませんが、実社会はそうではありません。
どうしても当社で勉強したいという学生には、出来る限りの機会を設けますが、口をあけてまっているだけの学生はお断りです。
また、本当に学生の未来を思うなら、私を非難する前に、なぜこうなったかを反省させるべきです。
悪魔は天使の顔をして近付いてきます。
天使は鬼の顔をして近付いてくるのです。
私が天使だとは言いませんが、その場しのぎの大人が多すぎると思うのです。