情熱は足りているか

 新年度が始まり、2人の若者が入所試験中です。

 うち一人は敷地模型を制作中。 

 これがなかなか珍しい敷地で、行ったり戻ったりしながら、ようやく形になってきました。

 サッカー選手、本田圭祐はテレビ番組でこう言っていました。
  
 自分を信じるというのは希望そのもの。どんな困難でもポジティブにとらえる。そう考える技術、習慣を身につけたい。そしてうまく行かない時、自分に問う。情熱は足りているか、と。
 
 25、6歳というアスリートとして最高の年代に怪我をし、ジレンマもあるでしょう。また所属クラブとの問題も聞こえてきます。その中でも、あくまで、あくまで前向きに。素晴らしい若者です。

 また、経営コンサルタントの石原明氏がメルマガでこんな事を書いていました。

 人間の成長は、繰返し行うことからしか生まれない。ほとんどの人は、仕事ができるようになると、それが簡単なことに思えるようになり、自然と手を抜き始める。結果、知らないうちに自分のレベルを下げる。

 プロフェッショナルな人は、1回1回がとても大事であることをよく理解している。なぜなら、お客さんにとっては、それが初めてのことだから。

 プロとは、何百回何千回繰り返そうが、飽きることなく全力を傾けてやり続けられる人のこと。

 若いスタッフ達へ、そんな姿をいつも見せれれば良いのですが、現実はそんなに甘くありません。良い結果が出ても、そうでなくても、学び、努力する他ありません。 

 改めて自分に問います。情熱は足りているのか、と。