週末、今年2回目の日本海に行って来ました。8月終わりと同じ、敦賀半島の小さな漁村です。
晴れた晩夏の海ほど、気持ちよいものはありません。
気温こそは26℃くらいですが、水は澄み、水温も一番高いのです。
まずは波止で小アジを釣って、ゆっくり昼食の準備です。
今回は、大勢で行く予定でしたが、娘が風邪をひき、何やかにやで、友人家族と父、私、長男の6人になりました。
沖にも出ましたが、天気とは裏腹に、うねりが高く、キスを2匹釣っただけ。
私は生まれた時から、ここに連れられて来ています。
どうみても漁師にしか見えないのが、父の友人、Sおっちゃん。
このおっちゃんが40年以上前、良いところは無いかと探していたところ、悪路の山道を越えると、この小さな漁村があったそうです。
その頃民家は10数件で、波止は有りませんでした。
以来、この地を愛してやまず、ほとんど毎週末ここに居ます。それで、私もここ一筋なのです。
おっちゃんが、どれくらい愛しているか。
村の漁師と仲良くなり、浜に民家を一軒借りています。
別荘と呼ぶのは似合わない、この建物がなんとも良いのです。
返り際に上がらせて貰い、話をしていました。
2階からは越前半島が一望です。おっちゃんが、この民家を出る時は、私が引き継ぎたいと頼んであるのです。
大家さんがOKしてくれ、その家賃を私が払える場合の事ですが。
週末に、ふらっと浜の小屋へ海を見に行く……。そんな日が来るのかどうか分りませんが。
ここに来ると、どんな時も「海っていいよなア」とつぶやきたくなるのです。