「自分がするより緊張するわ~」などと言い出したら、おばちゃん化が進んだ証拠。
そんな時「そんなわけないやろ~」と大木こだま風に突っ込むのが、一般的な関西人です。あくまで心の中で、ですが。
娘がピアノを習っており、初めての発表会がありました。
大きなホールの舞台に、娘が一人で入場。
家でたどたどしく弾く姿を、時々見ていました。
それだけに、他の子供が「何故こんなに上手なんだろう」と思えてくるものです。
うちの子は大丈夫なんだろうか、と。
今もっている力は、完全に出し切れたようです。
課題の2曲を弾き終え、お辞儀をした時、ホッとしました。
私はピアノを弾けませんが、自分が弾くより緊張しました。
小3の長男は、通知表を貰ってきました。
長男は本を良く読み、頭の回転も早い方だと思っています。
しかし、これまでの成績は至って普通。
ところが今回、今までで一番よい評価を貰っていました。
「おしらせしたいことがら」という、先生からのメッセージ欄に、こうありました。
体育の準備や体操を率先してやりとげることができました。課題意識をもって学習に参加し、深く掘り下げて考える姿はすばらしいです。
深く掘り下げて考える姿はすばらしいです、の言葉に感激しました。これは、私の思う彼の長所のイメージと完全に一致します。本当によく、見て貰っているんだな、と。
先生は今年新任でやってきた30歳半ばの男性。長男曰く、こんな場面があったそうです。クラスの誰かが悪いことをして、黙りこんでしまいました。その時、先生はこう言いました。
「黙っていても、必ず一人は見てる。それは自分や」と。
素晴らしい先生、師に巡り会うことは、本当に幸せなこと。直接の機会はなかなかありませんが、心から感謝しています。
長女は運動会でアンカーを務め、一番に。長男は骨折もありましたが、最後にご褒美を貰った感じです。親の評価ですが「大変よくできました」としておきます。
さて自分自身は。次回、今年最後に書いてみたいと思います。