外壁と軒裏は、同じ紺色で仕上げました。
空が明るいように、頭の上にくる箇所は明るい色が基本です。
しかしこの建物はソリッド感を出すほうが良いと判断し、合せるという選択をしました。
こういった仕掛けは、なかなかに楽しいものです。
エントランスを比較的大きくとっているのは、競技用自転車を置くからです。
建具は色で遊んでいます。
一番手前の部屋はピンク。
一番奥の部屋はグリーン。
洗面の建具は白にチェッカーガラス。
色付きの部屋は、アクセントクロスも採用しているので、それも楽しみにしています。
打合せ中、一番手前の部屋にタイルを広げました。
サンワカンパニーのレノスというタイルのカラーミックス。
色々なカラーが混ざっているのですが、個々を選んで発注することはできません。
それで、少し多めに取り寄せ、気に入った色を一枚一枚選び、配置して貰いました。
奥さんのこだわりセレクトです。
上がり框のすぐ下の黄色は、一番最後にグレーから変更になりました。
2畳足らずの空間に、これだけ思い入れを持って貰えたら、必ず良いものになります。
家に帰るとはじめに目にする空間。
また、来客があった時には、外観とのギャップに驚くかもしれません。
あちこちに、ときめきポイントが散りばめられたこの計画。
珍しく、予定より早いペースで工事が進んでいます。来月末までには完成しそうなのです。
文責:守谷 昌紀
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
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