減額作業に時間が掛かってしまいましたが、概ね建方工事が完了しました。
しかし梅雨が長引く影響を、まともに受けてしまいました。レッカーでの吊り込み作業日が大雨。無事建ち上がり何よりです。
今日は晴れていたので、屋根の形がクッキリ出ていました。
建物が広場を抱くような形になっているのです。
吹抜に面した廊下は読書、勉強スペースです。
リビング、ダイニングといい関係が作れそうです。
そこから眺める空は、なかなか気持ち良さそうです。
ここに座って、本など読んでくれれば……というのがクライアントの願い。
親の心、子は知るとなれば最高です。
やはり建築は現場が全て。活気のある現場を見ると、どんな時も心ときめくのです。
文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
九州、中国地方では大変な豪雨でした。
これまでの梅雨のイメージとは程遠いものですが、それにしてもなかなか明けてくれません。
Ohanaは、防水工事が終わったので、早速屋上に上がってみました。
足場がなくなると、簡単には上がれないので、現場の人間だけが見れる景色かもしれません。
グレーの塔のすぐ右に見えるのが京阪萱島駅。ホームの西端から裏側が見えるのです。
開口部には、ようやくガラスが入りました。
階段横には大きな縦長の窓があります。人の動きが街に伝わればと思います。
2階のスタジオにある窓は、子供がのぞきたくなるような、というリクエストがありました。
窓は建物にとって目のようなもの。
空間の雰囲気、内部の感情をを街に伝えるものと考えているのです。
文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
昨日に続き、雨。それでも現場は進みます。
土台付けを終えた、現場に行ってきました。
床板を張ると、作業がしにくくなるので、給排水の配管は、先に行われています。
明日から始まる建方に向けて、足場も組まれていました。
今日も、午後から天気が回復すれば、作業開始です。
文責:坂田 明奈
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
今日は、昼から現場で照明器具、スイッチ、コンセントの位置決めでした。
朝から準備に行っていましたが、一瞬で汗が噴き出してきます。
内部工事に入ったので、資材、人手も増え、ごった返して来ました。
照明等の位置を、クライアントに確認して貰うのですが、5時間半ほどかかりました。
やっと出来た列柱。現場は相当苦労していました。
クライアントが、自らのブログにもUPしてくれました。
流石はプロです。当たり前ですが、写真がうまい!
仮看板も付きました。
これからは、道行く人にもその存在を伝えて行くのです。
文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
梅雨明け間近、列柱が建ち上がりました。
この列柱は、写真スタジオと既存住宅を分け、ロケーションスタジオ(屋外スタジオ)の背景となる大切な部分です。
35本ある柱の高さは、2m~6.9mあります。
1本ずつ高さの違うH鋼で、曲線が描かれています。
現場では、天井下地を組んでいました。
次回は照明やスイッチ、コンセントの位置決めです。
文責:田辺 幸香
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
昨日はクライアント、専門機器メーカーを交えて、現場で打合せでした。
写真スタジオ独特の設備といえばまずバック紙。
背景になるシートが、舞台のどん帳のように巻き取られるもので、数本が天井に埋め込まれます。
照明は天井にレールを取り付け、吊り下げられます。片手ですっと動かせるくらい軽いのです。
実務の道具は、機能を追求しているので、なかなかに美しいものです。
工事は外壁下地とサッシが平行して進んでいる状態で、ここを過ぎれば内装に移って行きます。
階段も取り付きました。
段板、手摺はまだですが、2階のスタジオへはここからです。
昨日は蒸し暑く、大汗でした。夜、体重を量ると2kg減。それを喜んでいるようでは駄目なのですが。
文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm
1996年、25歳の時に生まれ育った大阪に設計事務所を設立しました。関西を中心に、東京、長野まで、注文住宅、クリニック、別荘、店舗、オフィス、保育園と、直接依頼頂いたクライアントにおよそ100件の作品を持たせて貰いました。 形態も新築、リノベーション、コンバージョンと様々で、 物づくりの現場より面白い所を私は知りません。ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。