「ドタバタ広場のある家」-6-建方

 減額作業に時間が掛かってしまいましたが、概ね建方工事が完了しました。

 しかし梅雨が長引く影響を、まともに受けてしまいました。レッカーでの吊り込み作業日が大雨。無事建ち上がり何よりです。

 今日は晴れていたので、屋根の形がクッキリ出ていました。

 建物が広場を抱くような形になっているのです。

 吹抜に面した廊下は読書、勉強スペースです。

 リビング、ダイニングといい関係が作れそうです。 

 そこから眺める空は、なかなか気持ち良さそうです。

 ここに座って、本など読んでくれれば……というのがクライアントの願い。

 親の心、子は知るとなれば最高です。

 やはり建築は現場が全て。活気のある現場を見ると、どんな時も心ときめくのです。
 
文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-15-外壁下地

 九州、中国地方では大変な豪雨でした。

 これまでの梅雨のイメージとは程遠いものですが、それにしてもなかなか明けてくれません。

 Ohanaは、防水工事が終わったので、早速屋上に上がってみました。

 足場がなくなると、簡単には上がれないので、現場の人間だけが見れる景色かもしれません。

 グレーの塔のすぐ右に見えるのが京阪萱島駅。ホームの西端から裏側が見えるのです。

 開口部には、ようやくガラスが入りました。

 階段横には大きな縦長の窓があります。人の動きが街に伝わればと思います。

 2階のスタジオにある窓は、子供がのぞきたくなるような、というリクエストがありました。

 窓は建物にとって目のようなもの。

 空間の雰囲気、内部の感情をを街に伝えるものと考えているのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「ドタバタ広場のある家」-5-土台

 昨日に続き、雨。それでも現場は進みます。

 土台付けを終えた、現場に行ってきました。

 床板を張ると、作業がしにくくなるので、給排水の配管は、先に行われています。

 明日から始まる建方に向けて、足場も組まれていました。

 今日も、午後から天気が回復すれば、作業開始です。

文責:坂田 明奈

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-14-位置決め

 今日は、昼から現場で照明器具、スイッチ、コンセントの位置決めでした。

 朝から準備に行っていましたが、一瞬で汗が噴き出してきます。

 内部工事に入ったので、資材、人手も増え、ごった返して来ました。

 照明等の位置を、クライアントに確認して貰うのですが、5時間半ほどかかりました。

 やっと出来た列柱。現場は相当苦労していました。

 クライアントが、自らのブログにもUPしてくれました。
 流石はプロです。当たり前ですが、写真がうまい!

 仮看板も付きました。

 これからは、道行く人にもその存在を伝えて行くのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-13-天井下地

 梅雨明け間近、列柱が建ち上がりました。

 この列柱は、写真スタジオと既存住宅を分け、ロケーションスタジオ(屋外スタジオ)の背景となる大切な部分です。

 35本ある柱の高さは、2m~6.9mあります。

 1本ずつ高さの違うH鋼で、曲線が描かれています。

 現場では、天井下地を組んでいました。

 次回は照明やスイッチ、コンセントの位置決めです。

文責:田辺 幸香

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm

「Ohana」-12-外壁下地

 昨日はクライアント、専門機器メーカーを交えて、現場で打合せでした。

 写真スタジオ独特の設備といえばまずバック紙。

 背景になるシートが、舞台のどん帳のように巻き取られるもので、数本が天井に埋め込まれます。
 
 照明は天井にレールを取り付け、吊り下げられます。片手ですっと動かせるくらい軽いのです。

 実務の道具は、機能を追求しているので、なかなかに美しいものです。

 工事は外壁下地とサッシが平行して進んでいる状態で、ここを過ぎれば内装に移って行きます。

 階段も取り付きました。

 段板、手摺はまだですが、2階のスタジオへはここからです。

 昨日は蒸し暑く、大汗でした。夜、体重を量ると2kg減。それを喜んでいるようでは駄目なのですが。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm