この日曜日は、微妙な空模様でした。
「高台の家」の3ヵ月点検へ。何とか雨は上がってくれました。

ダイニングのテーブルはブナの一枚もの。
徐々に家具も買い足され、家は醸成されて行きます。

一番の変化は庭。
竣工時は真砂土の状態でしたが、見事なものに変わっていました。
ご主人、義父の共作です。

そのストーリーを聞き、孫娘への愛情を感じたこの砂場。

初めは、砂がサラサラ過ぎて団子が上手く出来ませんでした。
赤土を混ぜてみると、今度は壊すのが大変なほど硬くなり。
程良い硬さを求め、様々なブレンドを試して、ここにたどり着いたそうです。

こちらの机は奥さんがそのお父さんに作って貰ったもの。
少し手を加え、娘さんに引き継がれています。

2階にあるソファーテーブルは、ご主人のお手製です。

以前よりセンスの良い方だとは思っていましたが、庭木の選択がまた素晴らしい。
中央には株立ちのヤマボウシ。こちらは宝塚市の木だそうです。
雑木林をイメージして、ソヨゴ、ハイノキ、シマトネリコ、シラカシ、マンサク等を選んだとのこと。それぞれの樹形がまた良いのです。

こちらは楽しみのトマト。
現在、ご主人は週1回は庭木屋さんに通っているそうです。
「ここまで庭いじりがが好きだとは思いませんでした」と。

「好きを突き詰めて行きましょう」というのが、私の物創りのポリシーです。
好きがこの家によって増えたなら、これはとても嬉しいこと。
「暮らしが始まってからの写真を」というのも私のポリシー。
次回の訪問をとても楽しみにしています。
文責:守谷 昌紀





























































































