リオ・オリンピック、夏の甲子園も始まりました。
2016年の夏も、暑さがピークを迎えています。
工期が遅れていたこちらの住宅ですが、ようやく完了検査を実施しました。
引越し後も工事の手が入り迷惑を掛けていましたが、何とかここまでたどりつきました。
外観と同じように、内部空間も白を基調とした、ミニマル(最小限)な表現となっています。
アイランドのキッチンと合わせて、ブラックのペンダントライト。こちらはクライントのセレクト。
奥のテレビスペースも、黒い壁面に埋め込まれています。
ウォークインクローゼット内まで、美しさを追求しました。
お風呂は置き型のバスタブを採用。
奥さんが「2時間くらいは入っています」と、大変喜んでくれました。
ご夫妻と綿密に打ち合わせをして作り上げてきたのです。
また、「暮らしてみて、守谷さんの設計意図がよくわかりました」とも。
何故ガラスのスクリーンがあるのか、奥まった中庭があるのか。
そんなことまで感じ、考えて貰えたら、設計者冥利に尽きますし、私達も幸せな気持ちになれるのです。
2016年の夏は、アスリートの為だけにあるのではありません。
金メダルを目指し、また日本一を目指し、奮闘しているアスリートがいるなら、私達も仕事の上で、一番を目指さなければなりません。
勇気をもって指名してくれたクライアントに対して、一番を全力で目指すことは、義務以外の何物でもないのです。
文責:守谷 昌紀