「高台の家 RC打放しの家」‐5‐型枠を木槌で叩く、叩く

 各地に被害をもたらした台風11号。

 「高台の家 RC打放しの家」もコンクリート打設予定日と重なり、気を揉んでいました。

50 - コピー

 通過が分り、昨日の夕方、工事をすると連絡がありました。

 朝9時から、打設が開始されました。

51 - コピー

 鮮度が命の生コン。

 プラントから打設までの猶予は90分です。

52 - コピー

 15人程のチームで打設は進みますが、常に時間との戦いなのです。

53 - コピー

 ベテランの監督が手にしているのは竹竿。

 これで、壁の角など、コンクリートがしっかり入っているかを確認します。

 コンクリート一筋35年。やはり経験がものを言うのです。

61 - コピー

 バイブレーターで、コンクリートに振動を与えます。

63 - コピー

 しかし、最後は人の手。

 叩く。

65 - コピー

 叩く。

69 - コピー

 叩く。

 型枠を木槌で叩き、密にコンクリートが入っているのか確認する為です。

 やり難い箇所が大切なのは、どんなジャンルでも同じでしょう。

71 - コピー

 建築は総合力で勝負するもの。

 しかし、現場ごとに集り、現場が終ると解散する、1回ごとのチームなのです。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

「梅田ラボ」‐6‐webサイトもOPEN

 今年の4月にグランドオープンした、セブンドリーマーズ梅田ラボ。

101

 当社webサイトもようやくOPENしました。

 実店舗に遅れること5ヶ月。その間にも、セブンドリーマーズは躍進を続けています。

201

 9月1よりCS放送のスカイ・AsportsプラスチャンネルにてセブンドリーマーズのCMが放映中です。

 セブンドリーマーズ/カーボン/TVCM(古田敦也氏編)

 セブンドリーマーズ/カーボン/TVCM(樋口久子プロ編)

 『賢者の選択』でも紹介された、いびきや睡眠時無呼吸の治療デバイス、ナステントも凄い反響のようです。

103

 カーボンシャフトは、リミテッドモデルが発売されました。

 ここでも、古田敦也氏樋口久子プロのインタビューがUPされていました。

 古田さんは梅田ラボ、樋口プロは芝公園ラボが舞台です。

203

 梅田ラボは、試打エリアが2打席あります。

205

 心臓部は、奥にある測定エリア。ここでスイングを解析するのです。

 古田さんが打っていたのもこのブースのはず。

207

 広さは200㎡以上で、3店舗の中で最大面積。

301

 大阪駅前第2ビルの1階、JR大阪駅向きの北側。

 アーケードに面してウォータースクリーンにロゴが映し出されています。

501

 CFRPを黒いダイヤモンドに見立て、ディスプレイは、ダイヤモンドカットしています。

 家具も、ローテーブルはイサム・ノグチ、ソファは奥山清行、 チェアはル・コルビジェのデザイン。

 どこから切っても本物の空間を目指しました。

 近くに行かれた方は、是非お立ち寄り下さい。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

「滋賀の家」‐14‐webサイトもクライアントとつくる

 「滋賀の家」のサイトをようやくUPしました。

00

 webサイトは、クライアントに確認して貰い、意見を聞いて修正します。何枚かの写真を変更、追加しました。

01

 折角このような自然の中の建物ですので ゲツモク日記の「家が揺れる大音量‐1162‐」の中の奇麗な夕日のショットとか、お友達とお茶するときにコーヒーとデザートプレートを出すと「ほんとのCafeに来たみたい」と感動してくれるので、デザートプレートのカットなんかどうかなと。

 また犬とは違うメッセージも込めてほしいなと感じました。

 家が揺れる大音量、は家造りの過程には入らないものでしょうか。夕景のショットや楽しくお茶や食事をしているところもよい雰囲気だなと思うのですが…

 素人目線ですが、感想を送らせていただきます。

 クライアントからこのような感想を貰い、以下のようなカットも加えました。

05

07

SONY DSC

10

 建築だけでなく、イメージが広がる写真を加えることを心がけています。

03

 他のクライアントですが「私は人が創る“モノ”が好きなんだと思います」と言っていました。

 建築は、人を抜きにして成立しません。モノであってもそれだけではないのです。

 1年後の感想も、抜粋して掲載させて貰いました。

 何十年も前からこの土地を知っているのに建築で全く違う居心地の良い空間になり、この土地の魅力を最大限に引き出していただいた事に驚きと喜びを感じています。

 こちらのわがままな注文も、何故そのように思うのかをまず理解しようとしてくださりその上で守谷さんの考えを丁寧に話しプロとしての提案をしてくださいます。

 とにかく全力で向き合ってくださる建築家です。だから十人十色それぞれの住み手にとって思いの詰まった最高の建物になるのだと思います。

 至らなかった部分のコメントも貰い、全てが今後の糧となります。また、ここまで書いて頂き、感謝以外にありません。

 全てが終るまで、どんな感想を貰えるかは分りません。それでも、必ずここに至ると決めてスタートします。

 建築とは未来の幸せの形。共に戦えば、それは必ず手に入ると信じているからです。 

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記