前回、軒が深いから「おいでよhouse」というコンセプトが決まるのは、あっという間だったと書きました。
そこからは、クライアントとこのお家はどうあって欲しいか、どうあるべきかを考えて行きます。
その途中にあるのがスタディ模型です。
建築は通常で言うなら人生で最も高い買い物です。
よって、失敗したからやりなおし、という訳にはいきません。
それで、設計図面を仕上げるまでの検討が大切なのですが、私としては描いたり、模型を切ったり剥がしたりしながら、「手」で検討するのが一番良いと思っています。
しかし、2000年頃からCAD化が進み、現在はCG全盛時代となりました。
なんでも挑戦です。
まだまだ造り込みは甘いですがトライしています。
エントランスから1階廊下。
階段を登りきった先にある、スタディコーナー。
そして壁面収納を備えたLDK。
ロフトとの繋がり感も分かりやすいかもしれません。
見下ろしてみます。
「ウォークスルーは見れないですか?」という要望も増えてきました。
3分くらいでまとめてみました。
ニューヨークに住む友人が「文法が苦手だと思うなら、そこから勉強すればいいよ。そうしたら、英語がめきめき上達するから」と言われました。
不得手だと思っているところこそが、自分の伸びしろだという意味です。
まだまだプロクオリティとは言えませんが、リモート打合せが増えた今だからこそ、積極的にトライできるとも言えるのです。
全てはクライアントの幸せの為に。
ビールの宣伝ではありませんが、そこをどれだけ純粋に突き詰めて行けるか以外に違いを出すことは難しいと思っています。
文責:守谷 昌紀
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【News】
■5月16日『homify』(英語)の特集記事に「下町のコンクリートCUBE」掲載
■5月10日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■2月13日 『Best of Houzz』を「中庭のある無垢な珪藻土の家」が受賞
■2月3日『Houzz』の特集記事に「阿倍野の長屋」掲載
■12月3日 『Houzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編』で「中庭のある無垢な珪藻土の家」が5位に選出
■9月30日発売『suumoリフォーム 実例&会社が見つかる本 関西版』に「回遊できる家」掲載
■「トレジャーキッズたかどの保育園」が
地域情報サイトに掲載
■2017年11月27日ギャラクシーブックスから出版『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀がamazon <民家・住宅論>で1位になりました