昨年の12月17日(土)、検査に行った際、まだ終わっていなかったのが外構工事。
「外構」とは建物外側の工事の事で、一般的には外部の塀、門扉、植栽などを指します。この工事は、建築工事と完全に区別されることも多く、請け負わないハウスメーカーもあります。
しかし建物の外側なので、必然的に一番目に入るところになります。また、金額が読みにくいところもあり、設計の難易度が高い箇所とも言えるのです。
「四丁目の家」は南面しているので、塀はルーバー状にしました。
一続きに見える塀の2ヵ所に、門扉を設けています。
現在中央部は開かれていますが、将来は閉じることも視野に入れています。
その際も親世帯、子世帯のそれぞれが気兼ねなく出入りできるよう、と言うのが設計意図です。
表札、ポスト、インターホンなどは主となる扉の横に取り付けました。
表札がまだ付いていないので、少しの間仮設で我慢して貰います。
扉にもルーバー状の横板が張られ、レバーハンドル部だけが、フラットになっています。
どんな時でもそうですが、大変な所、難しいところとが、成果の分岐点になるもの。
監督、職人とも積極的に取組んでくれた結果がここにあると感じます。
すぐに東京へ行けないのがもどかしいですが、1ヵ月点検が楽しみになりました。この日程も、3月初めに決まりました。
2008年1月にスタートしたこの計画も、そろそろプロローグを書く準備をしなければと思っています。
文責:守谷 昌紀