「滋賀の家」‐11‐外出したくなくなる

 昨日、クライアントからメールが届きました。

 朝晩少し冷える様になりましたね。

 今日は、秋晴れでとても気持ちが良い日です。こんな日は外出したくなくなる程、居心地がいいです。

 随所に守谷さんのアドバイスや田辺さんの心遣いが詰まっていて打ち合わせの頃が懐かしいです。

 こんな素敵な家を設計していただいて本当にありがとうございました。

 今の時期、午前中はキッチンカウンターまで日が当たります。チロルも気持ち良さそうに日向ぼっこ〜♪

 木も少し色づいてきました。景色が奇麗なので下手ですが写真を撮ってみたのでお送りします。(これからもっと色づくのですが)

 外構の方は、11月入ってから始まるようで、今年の秋は、ドックランやテラスでのBBQはおあずけになりそうです。

 気温の差が大きいのでお体に気をつけてくださいね。

13 - コピー

 黄色に色づくのは、矢場に植えられた桜。吹抜からみる事が出来ます。

17 - コピー

1階からは、同じ桜を横から眺めます。

23

 が、主役は愛犬。

25 - コピー

 ル・コルビジェは「建築それは陽光のもとでの形態の正確かつ壮麗なるたわむれ」と言いました。

 陽光のもとでの壮麗なるたわむれを、チロルが体全体で表現してくれます。

21 - コピー

 吹抜から日が差す写真は「このほうが良いかな」と、2回送ってくれました。

29 - コピー

 チロルの写真は「こっちのほうが可愛い?」「バックはこちらがいいかも」と、3回送ってくれました。

 一応設計者としての日記なので、可愛さと、背景の総合点で選びました。

 「外出したくなくなる」は最も嬉しいメッセージです。

 人は陽光、そして新鮮な空気を求めます。風と言い換えても良いかもしれません。

 それらを、過不足なく、安定した内部空で得ることができる。それが私の目指す「家」。

 形式張って書きましたが、少しでも幸せに貢献できれば、ロジックなんて何だっていいのですが。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

「銀座ギャラリー・芝公園ラボ SEVEN DREAMERS 」‐5‐webサイトUP

 今年の2月、3月に続けてオープンした「seven dreamers」の2店舗。

 ようやく当事務所のwebサイトにもUPしました。

 3月のオープニングセレモニーにも参加した「seven dreamers ginza tokyo」

201407_seven dreamers_ginza_01

 銀座四丁目の交差点から、20m。宝石のようにシャフトがディスプレイされています。

201407_seven dreamers_ginza_06

 エントランスは建物中央にあり、大きく膨らむような動線計画になっています。

 よって、店舗部分は曲面の壁をもつのです。

 直線が最も効率的なので、バブル経済華やかな頃の建物ならではと言えます。

201407_seven dreamers_ginza_03

 もっとも膨らんだ部分に店舗への入り口があります。石の床の部分は、最高品質のシャフトを見てもらう、非日常のゾーン。

201407_seven dreamers_ginza_04

 浮き上がった、カーボンブロックの中に、シャフトが照らし出されています。

201407_seven dreamers_ginza_02

 アプローチ側は、床、壁ともファブリックで仕上げ、くつろぎのゾーンとしました。

 是非近くに行かれた方は、立ち寄ってください。

 ここからは先立って2月にオープンした「seven dreamers shibakokuen tokyo」

201407_seven dreamers_shibakoen_01

 元は銀行だった1階店舗部分は、直角三角形の平面をもちます。直角部分が最も大きな面積がとれるので、試打ゾーンとしました。

201407_seven dreamers_shibakoen_02

 エントランスに近い部分は、打合せのゾーン。

 その床には麻のカーペットで仕上げました。

201407_seven dreamers_shibakoen_04

 試打エリアがこのラボラトリーの心臓部。

 201407_seven dreamers_shibakoen_05
最新の測定機器を使い、ありとあらゆる方向から、データをとります。

201407_seven dreamers_shibakoen_06

その上で、唯一無二のカーボンシャフトが生み出されます。

201407_seven dreamers_shibakoen_07

 金額は12万円から。すでにプロからの引き合いもあるよう。

 東京タワーのすぐ南。こちらも是非足を運んでください。

201407_seven dreamers_ginza_08

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

「黒壁の家」‐11‐WEBサイトUP

 完成は今年の1月でした。

 雨で撮影が2回ながれましたが、ようやく9月に晴天の下撮影。

「黒壁の家」のWEBサイトをUPしました。

011西夕景

 正面は西向きで、寝室です。

 西日は不要なので閉じました。

013西外観

 建物が黒なので、どうしても晴天で撮影したかったのです。

015南西夕景

 夕景の撮影時間まで、晴天が続きました。

017中庭

 敷地形状に特徴的で、中庭を確保することができました。

019中庭夕景 - コピー

 LDKに繋がる和室は、将来奥さんの両親が住まれる予定。

111ダイニング

 家族全員で参加してくれました。トランプをするのはカメラマンのアイデアです。

113リビング・ダイニング - コピー

 イス、机とも拘りのセレクトです。

115ダイニングから中庭

 中庭を介し、和室とも視線で繋がれます。

117ダイングから玄関

 中庭を縁側がより近い存在とします。

119和室からリビング - コピー

 ぐるりと回遊できるようになっているのです。

211洗面 - コピー

 洗面、浴室は、モノトーンで仕上げました。

215浴室から中庭を見る - コピー

 浴室から中庭をみた景色。

311 子供部屋から中庭 - コピー

 低層に囲まれ、プラバシーが確保されています。

517※縁側

 内部と外部をつなぐのが縁側。日本が世界に誇る、無形文化財です。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記

「神戸の高台の家」‐7‐webサイトUP

 春に竣工した「神戸の高台の家」。

 webサイトをUPしました。

11 LDK

 撮影にも気持ちよく参加してくれました。

13 キッチンより

 ご主人はやや照れ気味でしたが。

15 バルコニー

 山の緑が目の前です。

17

 撮影当日、奥さんが昼食をご馳走してくれました。

19

 バルコニーは目線を遮り、風は通るよう考えています。

21

 当初よりのテーマだと思っていた元、屋根裏。

23

 南向きで、建物中央に光と風を届けるのが目的です。

25ロフトからの眺め

 神戸の街、大阪湾が一望できます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 勿論夜景も。

27見下ろし

 ご主人の書斎でもあります。

31洋室

 1階は洋室と寝室。

41

 キッチン横の収納は冷蔵庫を隠す工夫をしています。

43

 ダイニングテーブルとの間にある、カウンターは人工大理石製で、直接パンをこねることも出来ます。

45

47

49

 初めてのデートが住宅展示場だった新婚夫妻のお家。

 よければサイトをのぞいてみて下さい。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記