先週金曜日。引越し当日は快晴でした。
強い日差しで、作業は大変だったと思いますが、雨だったらと思うとぞっとします。
朝一番、現場はまだ作業をしており、ひとまず家の前に荷物は待機。
怒られても仕方ない中、いつも笑顔で、現場に対して寛容だったことに、どれだけ救われたことか。
家具を据付け、電気配線をつなぐ。
据え付けられた家具に塗装。
荷物は来る。塗装を急ぐと。
もうアメリカンコメディーみたいな状態です。ともて笑っていられませんが。
アリさんマークの養生が済み、いよいよ大物、冷蔵庫の搬入です。
若い2人が、大汗をかきながら、まず2階へ搬入。
キッチンに隣接するパントリーに何とか納めてくれました。
1階への明り取りも、まだ仮置き状態のようです。
現場の職人も、アリさんマークの人たちも、本当に大変だったと思いますが、何とかんとか終了しました。
最近、何故このような綱渡りが多いのか。
多くの物がユニット化する中、加えて、職人の高齢化、人手不足と、全く楽観できません。
何かを創り、それを世に出す以上、その責任と覚悟を、関わる全ての人が持たなければなりません。
物が100円で買える時代、その作成に関わりたいのか、何千万円というお金が掛る、一点物の創造に関わりたいのかを、改めて自分に問う必要があります。
30年前なら当たり前だったことが、当たり前で無くなって来たのです。
しかし言い訳無用。ご家族の皆さんには、お詫びしかありません。月見台が据え付けられたら、伺います。
まだ、残っているのです。
文責:守谷 昌紀