一級建築士事務所アトリエm 守谷 昌紀 のすべての投稿

大阪市平野区、設計事務所。建築家 守谷昌紀

アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」‐15‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE2-始まったと同時にすでに佳境-

アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode2を公開しました。

先日始まったばかりのこの計画ですが、始まったと同時に佳境を迎えています。

スケジュール的にはかなり厳しい状況です。

1階は駐車場、2階はアトリエ、3階・4階が住居という構成ですが、クライアント用の車も含めて、縦列駐車ですが2台駐車できます。

都心部で古ビルを探していた時、この条件が一番の難題でした。

楽々入る建物は金額が高すぎるので、車プラス、ギリギリ動線を確保できる、間口3.1mのこの建物になりましたが、丁度、身の丈にあった大きさだと思っています。

前面道路が長堀通りなので、通行量はかなりのものです。

窓をずっと開けておく訳にもいかないので、熱交換換気システムを採用しました。

都心部で楽しく働き、楽しく暮らせる家を実現し、フルリノベーションの無限の可能性を示せればいいなと思っています。

■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転します
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■

■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■

最後の夢「ドッグランのあるタイル床の家」‐6‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE4-竣工直前-

「ドッグランのあるタイル床の家」は外構を残してほぼ完成しました。

【ゲンバ日記チャンネル】Episode4を公開したのでよければご覧ください。

建物と一体となった、駐車場の屋根も街に存在感を放っています。

散歩から帰ったチワワは玄関脇からドッグランを抜け、足洗い場で綺麗にしてから室内に入ります。

洗面、バスルームはキッチンとの連続感を意識してシックな感じとしています。

階段から2階の吹き抜け周りの手摺は、ガラスとステンレスでクールな感じに仕上げました。

タイ人の奥様とチワワ2匹で暮らすご主人は、自らをちょっと変わった家族と言いました。

ご家族の最後の夢を実現できたのかは、間もなくの竣工で結論がでます。

楽しみであり、緊張感も勿論あるのです。

■■■2月12日(水)大阪市中央区上町1-24-6に移転します
「上町のアトリエ付き住宅〈リノベーション〉」
電話、faxは変更ありません■■■

■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載■

アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」‐14‐【CG movie】公開

アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」【CG movie】を公開しました。

南側の前面道路は長堀通りです。

2駅西は心斎橋なので、やはり通行量は結構多いのです。

その分、色々な店舗がある上に、古い民家が残っているのが、街の特徴でしょうか。

工事の方は、着々と進んでいます。

環境から、窓を開け放しにする時間は限らてれいるので、いくつか設備的な試みをしています。

これらもまた紹介していきたいと思っています。

ただ、やはり屋外は大切です。

物件を探している時、屋上の優先順位はかなり上げていました。

都市型住宅にとって、屋上はささやかな自然と言えるのです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」‐13‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE1-自邸計画のストーリー-

アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode1を公開しました。

私のアトリエであり、住居でもあるこの計画ですが、自邸であるがゆえ、ずっと後回しにしてきました。

自宅を建て、その後アトリエも建てるつもりでしたが、ある程度、街中に移転するべきという結論を出したのが、2022年でした。

それから1年掛けて、この小さな古ビルを見つけました。

築35年、敷地面積15坪のこの建物が、私にとっては精一杯であり、ベストと判断したのです。

何より、大阪城のすぐ南、上町という住所が一番気に入ったところです。

フルリノベーションはかなり色々なことをしてきました。
しかし、自分が施主となって、改めてコストバランスに悩みます。

それも含めて、工事の過程から 伝えて行ければと思っています。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

アトリエm移転計画「上町のアトリエ付き住宅 〈リノベーション〉」‐12‐再びプロローグ

二転三転した「私の家」。

12回目にして、ようやく工事が進み始めました。

「私の家」新築計画から、「父と母の小さな家」新築計画に変わり、最終的には、アトリエm移転計画「上町のアトリエ兼住居〈リノベーション〉」となったのです。

2009年2月、実家近くの古家を買いました。

2013年1月完成を目指して、自宅を建てることに。

しかし、自分の家まではなかなか手が回らず、計画は一向に進まずでした。

それなら、二回り大きな実家と入れ替わる形で、この土地に両親の小さな家を建て、実家をリノベーションしたらという話になったのが「父と母の小さな家」計画です。

しかし、それも進まないまま13年が経ち、長男が東京の大学へ進学。

そのタイミングで、古家を売ることに決めました。

まず自宅を建て、その後アトリエを建てるつもりでしたが、大阪市内のそれなりの場所に建てるなら、両方は金額的に難しい、となったからです。

売却後、1年かかって見つけたのが小さな古ビルです。

大阪城天守閣の真南にある上町。

長堀通りの北側に建つ中で一番小さな白いビルです。

約15坪の小さな敷地に、めいっぱい建っている鉄骨4階建てでした。

上町筋を上町台地の尾根とするなら、そこから少し東に下った辺りです。

平成元年、1989年に建っているので築35年。

1階で眼鏡屋さんを営んでいたようです。

店舗の裏には事務所スペースがありました。

そしてその奥には浴室。

階段はかなり狭いので、完全にやり替えなければなりません。

2階の北側にキッチン。

南北に続く和室2間。ここが主な生活空間だったようです。

3階もほぼ同じような間取りでした。

4階は10畳強の部屋が1つだけ。

ここを2つに分けて、寝室とランドリースペースにするつもりです。

屋上は、土間面がかなり傷んでいますが、費用面のことを考えると、今回工事では手がつけられないかもしれません。

2階をアトリエ、3階から上を居住空間とした、つつましいアトリエ兼住居にするフルリノベーション計画です。

この物件を探す間、家族3人で実家に居候していました。

今年の春に購入したものの、スタッフが居ない状態が2年続き、馬車馬のように働きましたがなかなか手がつけられず。

本格的に手をつけたのが、今年の9月中頃あたりでした。

ようやく図面ができ、見積りをとって解体工事がスタートしたのです。

しかし全く楽観できません。解体金額は決着したものの、工事請負金額はまだ調整中。

見切り発車でスタートしているのです。

自邸に掛けられる時間は限られていますが、時間だけでなく、お金もかなり限られています。

働きに働いてきたつもりですが、想像以上にお金は残っていないものです。

しかし、もう解体が始まるので行くしかありません。

どうせジェットコースター人生、もう最高到達点からの滑走が始まっています。

秋移転を目指していましたが、年始には何とかしたいものです。

ジェットコースターゲンバ日記にも、どうぞお付き合いください。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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最後の夢「ドッグランのあるタイル床の家」‐5‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE3-2色の外壁完成-

「ドッグランのあるタイル床の家」の2色の外壁が完成しました。

まずCGで検討、更に塗り見本を何パターンか作成し、この配色、テクスチャーに決定しました。

ご夫妻はSNSから多くの画像をピックアップされていました。

色々なものを見るのはとても良いことですが、決めるという事は他を捨てることでもあるのです。

こちらの家は全ての部屋が全てタイル床です。

タイル職人チワワを抱き上げましたが、なぜかキョトンの図です。

間接照明もかなり出来上がってきました。

これらは、建物と一体で設計するので「建築化照明」とも呼ばれます。

最大の価値が出せるよう、設計段階から詳細までを詰めておくことが重要なのです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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患者さんでなくても立ち寄ってほしい‐7‐「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」Webサイトと【ルームツアー】も完成

9月17日に開業した「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」

当社のWebサイトに続いて、【ルームツアー】も完成しました。

よければご覧下さい。

院長の江口さんから初めて連絡を貰ったのは10月末でした。

あれから1年。

色々なことがありましたが、江口さんの「患者さんでなくても立ち寄ってほしい」という思いを、かなりの精度で形にできたと思っています。

また、開院時から寄贈の本がこれだけ集まったのも江口さんの人柄あってこそです。

大きな曲面の本棚の後ろにある、カーブしたカウンターです。

本当に患者さんでなくても、本でも読みに立ち寄って下さい。

現場での変更で、自然光を取り入れることができるようになりました。

ビル診において、その恩恵ははかりしれないものがあります。

ちょうど対面にある小本棚の裏は、受験勉強にもってこいかもしれません。

是非元気な時から訪れて貰え、地域の方の交流の場になればと思います。

天井に付いているのはプロジェクターです。

ずっと元気で暮らせるよう、レクチャーなども開催したいとのことでした。

診察室のこの机。

完全にオリジナルでデザインしました。

正面から、耳がよく見えるおサルのロゴは、しっかり話が聞こえるようにと選ばれました。

しっかり話を聞き、寄り添ってくれるドクターだと思います。

最新設備を備えた内視鏡室です。

胃カメラ、大腸カメラに加え、超音波内視鏡で、専門の膵臓癌、胆道癌の早期発見を目指します。

その前処置として、下剤を呑んだあとゆっくりしてもらうために、とても座り心地のよいチェアを準備しています。

トイレに行く姿をあまり見られたくないという方には、プレミアムルームもあります。

検査の前後は、完全にフラットになるこういったリクライニングベッドで過ごして貰うのです。

発熱外来も完全に別動線で準備しています。

本当に患者さんでなくても気軽に本を読みに来てください。

私も寄贈させて貰いました。

何と言っても一番の特徴は、江口さんの「元気」です。

チームワーク抜群のスタッフとともに、これまでと全く違うクリニック像を作り上げてくれると思います。

カーブしたカウンターで、患者ではない方が本を読んでくれたでしょうか。

また会う機会を設けてくれるとのことなので、聞くのを楽しみにしているのです。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

掘り炬燵のある平屋「下北山村の古民家〈リノベーション〉」‐7‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE6-黒の外観、内部もほぼ完成-

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode6を公開しました。

黒の外観、内部もほぼ完成しました。

このあたりは雨の多い地域なので、軒の深さは当初のままとしました。

LDKの掘り炬燵は、炬燵としての価値もありますが、ご夫妻は床に座っての暮らしを望んでおられました。

フローリングはこの地域で採れた杉材です。

優しいテクスチャーを楽しむため、塗装などはしていません。 木が育った地域で使われるのは、地産地消の観点を越えて、理想であるのは間違いないと思います。

こういった地域での暮らし方の一例を示せたのではと思っています。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

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最後の夢「ドッグランのあるタイル床の家」‐4‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE2-複雑な形は理想を模索-

「ドッグランのあるタイル床の家」のサッシが取り付き、外壁の下地が完成しました。

【ゲンバ日記チャンネル】のEpisode2を公開しました。

こちらはタイ人の奥様とチワワ2匹が暮らす、主人の言う、ちょっと変わった家族の新築計画です。

複雑な形はご要望もありましたが、様々な法規制をクリアしながら、理想の形状を模索した結果です。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

■8月30日『homify』の特集記事に「阿倍野の長屋<リノベーション>」掲載

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■1月29日発売『日本一わかりやすい 一戸建ての選び方がわかる本2024-25』「回遊できる家」掲載

患者さんでなくても立ち寄ってほしい‐6‐「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」【ゲンバ日記チャンネル】Episode5-開業にあたって院長が院内を紹介 そして膵臓癌、胆道癌について教えてもらいました-

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

9月17日(火)に 「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」 が開業しました。

是非気軽にお立ち寄りください。

■■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」開業■■■

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