「銀座ギャラリー・芝公園ラボ Seven Dreamers 」‐4‐撮影

 7月29日(火)、野洲での完了検査を終え、そのまま銀座ギャラリーへ。

 「Seven Dreamers」が本格的に始動して5ヶ月が過ぎました。

 夕方に到着すると店舗前に長蛇の列。 隣に鰻の名店「竹葉亭」が入っています。 当日は土用の丑の日でした。

 夕景の外観撮影はあきらめました。

 今回の撮影は、Nacasa & Partnersの安田さんにお願いしました。Nacasa & Partnersは写真家が20名ほど居る写真家集団です。

 この日はアシスタントと2人で現場に。

 ライティング、物の移動と、安田さんの指示に対して、テキパキと動き、撮影は進みます。

 韓国から勉強に来ているという青年は30歳。

 韓国には兵役があります。本格的に働くのがどうしても遅くなるそうです。

 閉店の8時から撮影を開始し、終ったのは深夜0時。 終電ぎりぎりでした。


 翌日の芝公園ラボも夜の8時から撮影開始。

 この日は女性アシスタントも加わり3名で撮影を進めて行きます。


 実際に、シャフトのフィッティングをしているカットも撮影しました。

 モデルはジュニアのホープとのこと。何度もリクエストに応え、スイングをして貰いました。

 是非、トッププロになって欲しいものです。

 この日も、終電でホテルに戻りました。全く疲れたそぶりも見せず、まさにプロ、という仕事振り。

 建築家、デザイナーに支持されるのが良く分かります。あとは写真の上がりを待つだけ。

 撮影まで終って、ようやく計画は一区切りです。

文責:守谷 昌紀

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「滋賀の家」‐9‐結果は1つ、アプローチは無限

 7月29日(火)、大阪駅から新快速に乗り、現場まで1時間半ほど。

 打合せ30回目、現地へ24回目。この日の完了検査で概ね一区切りです。

 ん?

 一部足場が残っている。前回工事が終っておらず、再検査になっていました。

 しかし何とか完了検査も合格。

 ついに空間の全容をみることが出来ました。キッチンからの景色は、この立地条件ならでは。

 西日を遮り、浮いたテレビスペースは、大工工事、家具工事の合作です。

 奥さんは「終るのが寂しい」と言うくらい楽しんで貰えたようです。家づくりは、最高に楽しいもの。これは間違いありません。

 住まい手のセンス、好みを十分に理解し、環境を活かす。

 そして素材を料理し、唯一無二の建築を創る。

 これがが私達の仕事です。

 奥さんの意見を尊重するべきか、自分の考えを伝えるべきか。迷った場面が何度かありました。

 しかし、どれが正解というものはありません。結果は1つですが、アプローチは無限にあるからです。

 それが分かると、仕事ほど楽しいものはありません。

文責:守谷 昌紀

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