今週の月曜日は、久しぶりに「下町のコンクリートCUBE」へ。
今は最も太陽高度の低い季節です。
しかし、中庭を介しダイニングには光が差し込んでいました。
この建物は、本当に敷地条件に恵まれています。
目的は、テレビ取材の下見。
まずはディレクターが、ハンディーカメラで下見の撮影をします。
そして、実際に取材するかを決めるのですが、更にその映像をみて、本職のカメラマンが、どんな動きで、どんな撮り方をするかを決めるそうです。
いつも思いますが、テレビというメディアは本当に多くの人が関わって出来るものだと実感します。
また、決定したらお知らせしたいと思います。
奥さんも元気そうで、四方山話をしていると、1つ違いに気づきました。
前に居た、小型犬が見当たらず、若いゴールデンレトリバーが庭からこちらを見ています。
聞くと、イングリッシュ・コッカー・スパニエルのボブは1年前に亡くなったそうなのです。
2005年に計画を始めた頃、前の家は今の庭の部分にありました。
そこで打合せをしていたのですが、ボブがやってきた時の事を明確に覚えています。
私がくると繋がれるので、よく吠えられたものですが、可愛い犬でした。webサイトにも載せていたのです。
新たにやってきた彼はボビー。彼が乗っているのは「TRUCK」のイスと言えば、驚く人が居るかもしれません。
まだ1歳で遊んで欲しい盛り。
何でも口にくわえて、持ってきます。
家の中は6年が経たことを、全く感じさせない程、愛情が注がれていましたが、ボブのこと、庭木が、時間の流れを感じさせてくれます。
諸行無常。時が縷々とした流れを止めることはありません。そして今年も終わりを迎えます。
文責:守谷 昌紀