現場の足場に、横断幕を揚げました。
クライアントによると、前回外壁を塗り替えた際は、塗装会社が横断幕を揚げると通行人から仕事の依頼があったそう。
そのくらい、通行量が多い道ということです。
現場のほうは壁下地が出来上がり、断熱材を敷設している段階でした。
この日はスイッチ、コンセント等の位置決め。
数ある現場打合せの中でも、5時間は掛かる最も内容の多い回です。
スタッフが何人か居る時は、先に行って準備をして貰うのですが、現在余剰人員はゼロ。
早起きして、ひとりで現場へ向かいます。
キッチン周りは、調理上の使い勝手、ガスコンセントがあったりと、繊細な場所です。
LDKにはオーディオとスピーカー、またテレビをどこから観るか等、こちらも入念な打合せが必要です。
天井が高いので、特に照明の配置には時間を割きました。
監督は後ろの予定が決まっていたのですが、4時間半で何とか一通り回ることができました。
現場担当者から新たに貰った、活性炭入り土間の写真です。
#アト
クライアントの会社の製品だと書きましたが、会社のサイトを紹介して貰って構わないとのこと。
家庭用電位治療器、電子水装置などを製造している会社ですが、活性炭、備長炭などの商品もあります。
それを今回モルタルに混ぜていますが、クライアントのブログにもUPされていました。
お父様が創業された会社ですが、「研究所」という名前に、知的なものを感じますし、どこか憧れのようなものもあるのです。
横断幕の件は、ずっと前から「いい宣伝になると思いますよ」とクライアントに言われていました。
しかし、なかなか揚げないので「もう仕事は要らないからなのかと思ってました」と笑われてしまったのです。
資格試験の合格ラインが75点なら、75点丁度で通るなど至難の業です。
ということは、常に許容量を超えるくらいの仕事があり、懸命に働くしか会社が存続する方法はありません。丁度合格点を狙うよりはずっと簡単です。
非常事態宣言が出た今、多くの人が働けることの有難味を感じているはずです。
勿論私も同じ。
横断幕を揚げさせて貰うお礼にはなりませんが、タイトルに揚げてみます。
文責:守谷 昌紀
■■■4月8日『Sumikata』東急リバブル発行に
巻頭インタビューが掲載されました
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