先週の土曜日、地鎮祭が執り行われました。
残念ながら、私はスケジュールが合わず……全て施工会社の方へお願いすることになりました。あの掛け声をかけられず残念です。
何とか雨が降る前につつがなく終了したと連絡があったのです。
この4年程のあいだに、関東圏の仕事は3件目になりました。色々な国、地域で仕事がしたいと思っているので、とても嬉しいことです。
地鎮祭は関東と関西で違いがあります。
設計者の鎌入れ→クライアントとが砂山を堀り→施工者が鎮め物を埋める、という流れは同じですが、クライントの持つ道具が逆なのです。
大阪のクライアントがもつのは鋤(すき)。大きなスコップのような形状のものです。
ですが、「千葉の家」のクライアントが持つのは鍬(くわ)。このあたりの地域差は大変興味深いところです。
大阪からは距離にすると560km。移動には片道4時間半ほど掛かります。しかし、それを上回る刺激があるものです。
確認申請が下り次第の着工で、竣工は9月末の予定。暑い夏になりそうです。
文責:守谷 昌紀