27日(木)は、伊東内科クリニックの1年点検でした。
午前の診療が終わった後、院長、施工会社と一緒に課題の出来た場所を回ります。
建具の調整、クロスの補修、などに加えて、棚の追加、コンセントの増設等。
1年使ってみて、改めて改善の必要な箇所も出てきました。
外部、内部ともとても大変美しく使われており、院長も「スタッフがほんと、綺麗好きなんです」と笑っていました。
愛着をもって使われているを、身を持って感じます。本当に嬉しいことです。
院長の伊東さんは、世界各国を旅しています。
クリニックの壁面には、新たにその写真が飾られていました。
待合の窓下には、家のミニチュアが。これは東欧のものだったと思います。
webサイトにもコラムがあるので、良ければ是非。
ちょっと普通の人は行かないような国まであります。TOPページの右上にある「院長コラム」です。
待合の裏手にあるオリーブも随分成長しました。
受付の後ろにあるイロハモミジは、更に大きくなっていました。この秋の紅葉が楽しみです。
1年点検は建物の問題点を見つけ出す大切な機会。私達にとって最も勉強になる時です。
対して、木々の成長はただ楽しみなだけ。
最後に「守谷さんのイメージからずれていませんか」と尋ねられました。
全く、と答えましたが、イメージ内と言うか、イメージ以上というか……そのあたりは自分の中にも明確な答えはありません。
建物は建ってからも、住まい手、使い手、関わる人の愛情の量で間違いなく、変化して行きます。それを成長と言ってよいのかは分かりません。ただ、その変化には色々なケースがあるのは間違いありません。
待合のソファに座り、光庭のモミジを見るのは、私にとっても最も幸せな時間です。
文責:守谷 昌紀