11月に着工したこの住宅。
基礎を見ると、建物のフォルムが分かり易いでしょうか。
敷地が特徴のある形をしており、それを活かしたプランとしました。
仮設トイレの奥に水回り、その前あたりが中庭になります。
そして先週、無事上棟式を迎えました。
この日は奥様が仕事で欠席でしたが、ご夫妻のご両親、ご兄弟、そしてお子様と、賑やかな式典にりました。
住宅街に住む場合、特に環境を読み解くことが重要になります。
この計画においても、南からの光を取るため、なんとか中庭を確保したいと思っていました。
庭樹の世話はちょっと苦手、と奥さん。
しかし、その価値を感じてもらい、一旦は無くなる方向だった庭樹が復活しました。
現在は、ヤマモミジ、ハナミズキ、ヤマボウシが候補になっています。
我が家にも、ネコの額ほどの庭があります。
そこは自然と家を繋ぐ中間領域。
この季節は、更に価値を感じさせてくれるのです。
文責:守谷 昌紀