今日は、クイラアントと完成部分を見て回りました。
問題点もいくつか見つかりました。
一番大きな問題は、家具の模様とキッチンの模様の向きが統一できていなかったこと。
建築工事は多くの業種が複雑に絡み合いながら進んで行きます。
同じような種類の工事に見えて、キッチンと家具は全く違うものなのです。
なんとか対応策を考えなければなりません。
一方、非常に重要な中庭もタイルが貼り上がり、感じが出て来ました。
完成予定日まで、残すところ3週間。いよいよ本格的な追い込みの時期です。
文責:守谷 昌紀
いよいよ、外部の足場が外れました。
玄関の上は切妻の屋根が欠け、空が見えます。
お風呂も形が見えてきました。
バスタブに入って、庭を望む景色は素晴らしいはずです。
文責:守谷 昌紀
8月に入って、内装工事が本格化してきました。
壁を貼ったり、床を貼ったり。
経験的に、この時期が室内は一番小さく感じます。
現場が始まり、現場との第1回目の定例会議の際、必ず伝えている事があります。
「皆プロだから、それぞれに、これは出来る、これは出来ないという基準はあると思う。しかし、感動出来るような建築を創ろうと思えば、今までこうだったからというレベルでは絶対駄目。色々言い分は有ると思うけど、自分の都合はまず一番後ろにしまって、何が一番良いかを皆で純粋に探そう」と。
市街地では、近隣の建物が迫り、施工が難しい場面もあります。そんな時こそ、職人の技とプライドを見せて欲しいのです。
文責:守谷 昌紀
本日は確認審査機関による中間検査がありました。
以前、建築確認申請(建築物が建築基準法に合致しているかの事前審査)をする際は特定行政庁、いやゆる役所に申請していました。
しかし、民に出来ることは民にという考えで、民間の検査機関に委託できるようになりました。今回は民間の審査機関に申請しています。
概ね2ヵ月を掛けて書類審査に合格すると、今度は現場での検査です。
今回の現場検査は中間検査が2回、最後にある完了検査の計3回。
中間検査の1回目は基礎の鉄筋検査。図面通り施工されている事を確認してもらいます。
例えば、柱を固定するアンカーボルトは直径何mmの鉄筋で、直線部が何cm、曲がり部が何cmなど、細かく指定されています。
一番底で建物を支える基礎盤も短辺何cmピッチ、長辺何cmピッチ等と指定されています。
無事、中間検査に合格しました。次の中間検査は建方工事完了時。鉄骨の骨組みが出来上がった時です。
文責:守谷 昌紀
1996年、25歳の時に生まれ育った大阪に設計事務所を設立しました。関西を中心に、東京、長野まで、注文住宅、クリニック、別荘、店舗、オフィス、保育園と、直接依頼頂いたクライアントにおよそ100件の作品を持たせて貰いました。 形態も新築、リノベーション、コンバージョンと様々で、 物づくりの現場より面白い所を私は知りません。ダイナミックな現場を、動画を交えてあますところなくお伝えします。