今週の月曜日、「Shabby House」の写真撮影に行ってきました。
前日の昼からかなり降って来ましたが、何とか晴れ。
今回は、写真家に撮って貰うので、そのサポートが主な仕事です。
ここにUPするのは合間に撮ったディティール写真ですが、外観がないと何か様にならないので載せてみます。
玄関脇にはベンチが増えていましたた。
100年以上は経っている玄関ドアと濃淡で映えています。
このあたりのこだわりは、生半可なものではありません。
酒部屋の撮影は、夜になりました。
外光が入ってこないほうが良いとの判断からです。
この選択肢は私には全くないもの。出来上がりが楽しみです。
1階は主に来客用の部屋。
建具を引き出せば、間仕切れるようになっています。
一年で、最も日の長い時期です。
全ての撮影が終わったのは8時過ぎでした。
そのあと、夕食に誘って貰いました。
オーブンで焼かれるミートパイ。
さっきまで火に掛かっていたパエリア。
もう見ての通り。ビールまで頂き、幸せな時間でした。
ご主人の希望は、ほぼ酒部屋だけ。勿論お酒が大好きです。
この日は、角ビンでハイボールを作ってくれました。
「黄金比があるんですよ」の言葉通り、とても飲みやすく、最高に美味しかったのです。
正直に言って、ウィスキーを心から美味しいと思ったのは、初めてでした。
「ここは人をもてなすあばら家です」とはご主人の弁。
来客が増え、娘さんが初対面の人と打ち解けるのが早くなったと、教えてくれました。
今ここにある、普通の幸せ。
そんな言葉に、偽りのない仕事をしたいと思うのです。
文責:守谷 昌紀