昨日、現場へ行っていました。
審査機関の完了検査だったのです。
審査機関の人が「関西弁だね」といい、書類に目を通しました。「ああ大阪から。大変だね」と。
全く大変でないとと言えば嘘になりますが、声が掛かる内が華だと思っています。検査は問題なく終了。まずは一安心です。
内部は最後の掃除か残っているものの、概ね完成です。
決して大きな家ではありませんが、2階は1室空間。天井高もあり、開放的な空間になりました。
道路が北にあるので、南側に大き目のバルコニーをとっています。
大きく窓を開けてお風呂に入りたい。出来ればそこから外に出たい。
よって、お風呂からバルコニーに出れるドアをつけました。
奥さんが夕方現場に来てくれました。「足場が外れ、初めて外観を見た時は、ぞくっとしました」と。
初めに書いたのですが、この建物にはモチーフがあります。
プレミアリーグのリヴァプールの本拠地、アンフィールドというスタジアムです。それでも、そんな感想を貰うと設計者冥利に尽きるのです。
文責:守谷 昌紀