「四丁目の家」-14-虹色ウンテイ

 本当に暑かった今年の夏も終わり。気持ちの良い季節になって来ました。

 「暑さ寒さも彼岸まで」「天高く馬肥ゆる秋」見上げれば、今日も空の高い秋晴れです。

 25日(日)、26日(月)は、東京へ現場監理に行っていました。

 現在は、外壁仕上げ、内部仕上げを待つ状態です。 

 内部にはウンテイが出来上がっていました。

 「家で皆が遊べるように」と「健康のため」の目的で計画されたもの。

 2階の若夫婦世帯のみで、1階の親世帯にはありません。

 しかし1階のご主人も、背中を伸ばすのに良いかも、と言っていたのです。

 子供というのは、思ったままの感情を爆発させてくれます。

 つまらないものはつまらない、楽しいものは楽しい。

 創り手としては真剣勝負です。

 皆が順番に、チャレンジしてくれました。

 これだけ喜んでくれると、本当に考えた甲斐があります。

 色は原色で、のリクエストから虹の配色にすることにしました。

 子供部屋のロフト上からバルコニーまで続く虹色ウンテイです。

 若夫婦のご主人は、学生時代は体育会。

 それが元で出てきたアイデアですが、これは確かに楽しいし、体の為に良いし。

 あといくつか、家の中が楽しくなる仕掛けを考えていますが、次回には付いているかもしれません。

 次回は10月中旬に現地へ行く予定です。

文責:守谷 昌紀

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「あちこちでお茶できる家」-3-配筋検査

 酷暑と大雨の続いた8月が終わり、9月に入りました。

 月初は涼しい日が続きましたが、検査を実施した9月9日は30℃を超えました。

 現場には大型の扇風機とタープが設営されていました。

 ちょっと日影があるだけでも、随分違うでしょう。

 現場では、まず職人さんとコミュニケーションです。

 いい色に焼けたこの人がいるのは浴室が出来る場所。

 どうもひと風呂浴びた感じに見えます。

 鉄筋の径、本数、ピッチなどをチェック。
 
 問題なしです。

 敷地は閑静な住宅街ですが、隣が空き地になっています。

 結構な大きさのクリの木が植わっています。

 手前に塀を建て、これを借景にする予定。

 敷地が広い分、建物以外の余白と、近隣との関係が重要になってきます。

文責:守谷 昌紀

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