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掘り炬燵のある平屋「下北山村の古民家〈リノベーション〉」‐6‐【ゲンバ日記チャンネル】EPISODE5-モノトーンの外壁と、100年いぶされた母屋-

「下北山村の古民家〈リノベーション〉」【ゲンバ日記チャンネル】Episode5を公開しました。

ガルバリウム鋼板の外壁が張りあがりました。

外観はモノトーンに仕上げ、ちょっと格好いい古民家を目指しています。

反対に内部は、暖かい雰囲気に仕上げました。

既存の天井は取り払い、屋根の形に沿った空間としています。

母屋は、塗装したり埋め木したりせず、そのままの状態を保って貰いました。

100年前から、カマドの煤でいぶされた、風合いをそのまま活かしたかったのです。

キッチンとリビングの間には、1.1mのカウンターがあります。奥さんが、大好きなコーヒーを煎れる景色をイメージしてデザインしています。

2021年の4月にスタートしたこの計画も、いよいよ竣工が近づいてきました。

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■■9月17日(火)「尼崎園田えぐち内科・内視鏡クリニック」オープン■■

■2月14日『Best of Houzz 2024サービス賞』受賞

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松原/脳神経外科「うえだクリニック」‐10‐光という移り気な素材

 「うえだクリニック」のオープンまで、残すところ2週間となりました。


 
 外壁が仕上がり、かなり最終形が見えてきました。

 濃い茶が青い空に映えています。

 クリニックの顔とも言える受付。

 やはり人の心象に最も影響を与えるのは人です。

 来訪者が分かりやすく、またスタッフが働きやすいよう、院長と模索した受付カウンター。

 受付時に荷物を置く下段のカウンターも、綿密に設計したつもりです。

 しかし、何と言ってもこの下地です。大工の手数が見てとれますが、建築は見えないところで差がでるのです。

 6m強ある待合の吹き抜け。

 まだ、移動足場が残っていますが、明るく、開放的な空間を演出してくれるはずです。

 診察室は適切な大きさがあり、あまり大きな空間は求められません。

 しかし、院長はここでかなりの時間を過ごすことになるので、少しでも快適な空間を目指しました。

 まず、東面に小振りなハイサイド設けています。

 加えて、患者さんが座る席の横に、トップライトを設けました。

 建物の中央部はどうしても暗くなるからです。

 屋根が高い位置にあるので、見上げると煙突のような形状になっています。

 明るすぎない間接光を、安定して供給してくれるはずです。

 床の仕上げ工事に、職人が休日出勤してくれていました。

 2階では電気工事も。

 待合の大開口の前には、バルコニーのような空間があります。

 この外側に光の入り過ぎを抑えるルーバーを取り付けます。

 明るく、明るすぎない空間を求めて、建築設計の仕事を四半世紀続けてきました。

 建築に失敗は許されないので、動物が巣穴を中心に狩りをするように、少しずつ、少しずつ、その距離を伸ばしてきました。

 待合の開口部には、その経験を全てつぎ込んでいるのです。

 光という形のない移り気な素材を、どこまでリードできたのか。間もなく答え合わせの時間がやってきます。

文責:守谷 昌紀

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『建築家と家を建てる、という決断』守谷昌紀
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『homify』5月7日「碧の家」掲載
『houzz』4月15日の特集記事
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地域情報サイトに掲載されました

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