「サンルームと吹抜のある家」-4-基礎配筋、受入検査

 7月末に基礎の配筋検査が行われました。

 今回は「住宅瑕疵保険」と「建築基準法」の検査です。

 審査機関の担当者、現場監督と、構造図通りに配筋されているか順にチェックしていきます。

 鉄筋の径、本数、長さ、ピッチ、かぶり厚(コンクリート面と鉄筋の距離)、全て確認し、無事合格しました。

 中間検査から3日経ち、工程は基礎のコンクリート打設です。

 ポンプ車のホース内は、コンクリートの通りが良くなるように、一度モルタルを流しておきます。

 ミキサー車が到着。

 現場は一気に活気付くのです。

 コンクリートの受入検査も始まりました。

 「塩分濃度」と「試験体の強度」は、後日結果が出ます。

 「硬さ」と「空気量」は基準値内で合格でした。

 バイブレーターを使って、奥から順に生コンを流していきます。

 他の面より530㎜掘り下げたこの部分には、マンタ型の浴槽が据付けられます。

 この浴槽の高さには拘ったのです。

文責:守谷 昌紀

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