タグ別アーカイブ: 大判タイル

四代住み継ぐ「薪ストーブのある入母屋の家〈リノベーション〉」‐7‐ふんだん天然木

【本計画は、完成後の現場日記公開です。今回は2021年7月31日時点の記事です。】

7月も後半にはいると、暑さが厳しさを増してきます。

現場=外なので暑さ対策はかなり重要です。

空調服はいつの間にか標準装備となりました。かなり涼しいそうです。

しかし木陰を思わせるテントも良いもの。私はこちらが好みです。

中央のくぼみには芝生と庭木を。

壁際には……完成を楽しみにしていて下さい。

玄関扉が取りつきました。

深い庇があるので自然木が採用できたのです。

エントランスには靴箱を兼ねた大きな収納があります。

こちらも天然木の造作家具で、玄関扉と同じくナラ材です。

奥にある家事室は、天然木ではありません。

書き物をするのと、タフさを優先して化粧板としました。

キッチンの背面収納も、同じく汚れに強い化粧板です。

リビングにある、ひときわ大きな飾り棚は天然木。

金額がかなり違うのと、用途によって使い分けているのです。

薪ストーブは鉄なので、木とも相性がよいもの。

相性が良いというか、色、硬さの対比がお互いを引き立てるのです。

空間がぐっと締まりました。

こちらの計画では、かなり天然木が採用されました。

木は加工性に優れているので、様々なディティールが考えられます。

こういった積み重ねが、空間の質を上げていくのです。

長かったこちらの計画も、何とか夏の間には竣工しそう。ここから追い込みです。


文責:守谷 昌紀

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四代住み継ぐ「薪ストーブのある入母屋の家〈リノベーション〉」‐6‐技術はリズム

【本計画は、完成後の現場日記公開です。今回は2021年7月3日時点の記事です。】

少し時間があいたこちらの現場。

薪ストーブの煙突が出来上がりました。

外壁工事もほぼ終わり、内装の仕上げに入いりました。

エントランスホールの壁下地もほぼ終了。

内部の壁は珪藻土塗りです。

この日も3人くらいの職人が入っていたでしょうか。

技術を必要とする工事は見ていて飽きません。

https://youtube.com/watch?v=J3gXEjTfHpQ%3Frel%3D0

何より左官はリズムなのです。

技術はリズムと言っても良いかもしれません。

ロフトへの階段は、ほぼ塗り終わっていました。

一般的なクロス貼りに比べると、金額的に張りますが、やはり自然素材は風合いが優しいものです。

階段を上がると、薪ストーブの煙突が見えてきます。

残念ながら、屋根上からここまでの状態でした。

この先はまたのお楽しみということで。


浴室は大判タイルで決まりそう。

そして庭のタイルの選定も行いました。

外構を見て回っていると、分厚い鉄板にこんな隠れキャラが掘られていました。

工事もいよい終盤です。


文責:守谷 昌紀

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