大阪では、台風10号の影響は最小限で済みました。
外観は再びメッシュシートに覆われていますが、向かって左下、待合には大きな開口部が開いています。
MRIの搬入口として開口してあるのです。
MRI室側からみると、一直線に外が見えるのが分かりるでしょうか。
webサイトにMRIの説明がでていました。
大きな磁石による“ 強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って画像を得ます。そのため、MRIは放射線による被ばくがなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができます。
画像の自由度も高く、非常に高度な、高価な医療機器です。
重さは7ton程あり、また電磁波をシャッタアウトするシールドの設置も必要で、建築との取り合い部も多岐にわたります。
工事が始まる前から、医療機器会社の担当者には定例打合せに参加して貰いました。
内装の色は院長と私で決めて良いとのことだったので、「緑の検査室」としたのですが、その搬入が今週末に迫ってきました。
現場の方は、壁面の施工が進んでいます。
目地処理をし。
クロスを貼っていきます。
この糊付け機が現場にやってきたら工事も終盤です。
朝来た時にはむき出しだった待合の吹抜けも、帰りにはクロスを貼り始めていました。
「やま」はその言葉とおり、最も困難な場面を指す言葉でもあります。
この「やま」を越えると、後は下り坂かと言えばそうではありませんが、一つ目の大きなやまがやってきました。
MRI搬入の当日、私ができることは何もありませんが、見に行ってこようと思います。
いくつやまが来たとしても、ひとつずつ越えて行くだけです。
飛行機もロケットも持っていないので、歩いて越えていくしかないのです。
文責:守谷 昌紀
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