今日は、最後の定例会議でした。
天気は生憎でしたが、園庭も大分出来上がってきました。
外壁の杉板工事も概ね終わり、感じがでてきました。
内部は、家具の取付が始まっていました。
0歳児室では取付の最中でした。
この部屋は、ヘの字のプランの角にあたるため、トップライトから光をとることにしました。
柔らかい光が優しい雰囲気を醸し出していると思います。
見上げた2階部分の反対にあるのが「こもれびひろば」です。
トップライトの光を、壁の上部に設けたハイサイドからおすそ分けしてもらいました。
その光を木漏れ日に見立てたのです。
3、4歳児室のパーティションを開ければこの大空間に。
外観を印象付ける杉板ですが、淡い白の塗装をしています。
庇の下とはいえ、外部にあるので保護を兼ねて塗料を塗るのです。
塗装チームの職長が「とってもいい感じですねエ。普通は焦げ茶なんかに塗るところを、こんな色合いで仕上るんですね。とっても遣り甲斐があります」と。
同年代の彼に、なぜここを白木にしたのか説明しました。
塗装職人は、自分で色を調合できなければ商売になりません。
街角のペインターは、色に対して繊細な感覚をもっているのです。
言ってみれば、プロ中のプロから褒めて貰ったことになります。
その顔をみれば、お世辞ではないと思います。
これがもしお世辞だったら、もう人間不信に落ちいってしまうのです。
文責:守谷 昌紀
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