先週金曜日に続いて、火曜日も打ち合わせの為現場へ。
工期も残すところ1ヵ月になりました。
金曜日に、そろそろ秋の気配が……と書いたのですが、8月の最終日も暑い一日になりました。
左官職人が、サッシと木材の間にモルタルを詰めています。
トロ詰めと言いますが、これは木造用サッシにはない作業です。
大開口を実現するために、鉄骨造用のサッシを使っている部分があるのです。
トコロテンを押し出すような器具で、モルタルを注入して行きます。
待合の正面は、ガラスを待つのみとなりました。
診察室と受付の間には小さな窓があります。
「伊東内科クリニック」は電子カルテの予定ですが、それでもA4大のペーパーのやり取りもあるそうです。
小さな窓の中央に仕切り板を入れ、INとOUTで使い分ければ、という発想です。
こつこつとディティールを積み上げて行きます。
文責:守谷 昌紀
建築家 / 大阪 一級建築士事務所 アトリエm