永住したい打ち放しのマンション「R Grey」‐5‐コンクリート打ち放しの本当の魅力

 「平野西アパートメントハウス」は、全てのコンクリート打設が終わりました。

 強度が十分にでているということで、概ね型枠が取り払われました。

 1階から順に、内装工事がスタートしています。

 2階、3階と階を登っていくイメージ。

 各住戸の壁は、断熱材が吹き付けられるので、残念ながらコンクリートは見えません。

 しかし、天井面は全てコンクリート打ち放しのまま。

 また、外観、階段ホールは全てコンクリート打ち放しです。

 では、なぜコンクリート打ち放しに拘るのか。

 先日「高台の家」へ、内観の撮影にいったのですが、ほぼ一日滞在させてもらいました。

 変な話ですが、トイレを借りた際、「やっぱり打ち放しはいいな」と思ったのです。

 実写映画の背景を意識することは少なくても、アニメの背景を意識することは結構あります。

 例えて言うなら、それが打ち放しの魅力でしょうか。

 工業製品でなく、手作りの壁や天井は見ていて飽きないのです。

 「高台の家」のご主人は、学生時代を沖縄で過ごしましたが、その際のマンションがコンクリート打ち放しでした。

 壁に光が当たるさまをみて、その美しさを知ったといいます。

 寝室でうとうとと眠りにつこうとするとき、天井に目がいきます。

 そんな時に打ち放しの魅力が最も伝わるはず……

 9月からの入居開始ですが、ご希望の方はお知らせ下さい。

文責:守谷 昌紀

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