「平野西アパートメントハウス」は、全てのコンクリート打設が終わりました。
強度が十分にでているということで、概ね型枠が取り払われました。
1階から順に、内装工事がスタートしています。
2階、3階と階を登っていくイメージ。
各住戸の壁は、断熱材が吹き付けられるので、残念ながらコンクリートは見えません。
しかし、天井面は全てコンクリート打ち放しのまま。
また、外観、階段ホールは全てコンクリート打ち放しです。
では、なぜコンクリート打ち放しに拘るのか。
先日「高台の家」へ、内観の撮影にいったのですが、ほぼ一日滞在させてもらいました。
変な話ですが、トイレを借りた際、「やっぱり打ち放しはいいな」と思ったのです。
実写映画の背景を意識することは少なくても、アニメの背景を意識することは結構あります。
例えて言うなら、それが打ち放しの魅力でしょうか。
工業製品でなく、手作りの壁や天井は見ていて飽きないのです。
「高台の家」のご主人は、学生時代を沖縄で過ごしましたが、その際のマンションがコンクリート打ち放しでした。
壁に光が当たるさまをみて、その美しさを知ったといいます。
寝室でうとうとと眠りにつこうとするとき、天井に目がいきます。
そんな時に打ち放しの魅力が最も伝わるはず……
9月からの入居開始ですが、ご希望の方はお知らせ下さい。
文責:守谷 昌紀