永住したい打ち放しのマンション「R GREY」‐8‐現場というオーケストラ

 本格的に募集を開始した「R GREY」

 マンションの公式サイトも開設されました。

 モデルルームのオープンも決まり、工事は仕上げの段階に入っています。

 1階、2階、3階と上内装工事は進んでいきますが、間仕切り工事はほぼ終わりました。

 2階は換気扇の取付中。

 1階にはキッチンが据え付けられました。

 追いかけるように、内部のクロス貼が始まります。

 クロスの裏に糊をつける機械を糊付け機といいますが、その前に職人が座る姿は、まるでピアニストのよう。

 施工チームをオーケストラに例えるなら、空間を奏でるピアニストだとも言えそうです。

 私たちが作曲家だとするなら、現場でタクトを振るのは監督です。

 私は簡単に人を褒めませんが(自慢できませんが)、この現場は2人体制でよく頑張ってくれています。

 どんな曲を書いても、演奏者にやる気がなければ、素晴らしい演奏会になることはありません。

 反対に、どれだけ演者が頑張っても、楽曲が分かるければ聞くに値しないかもしれません。

 ここのところが、意外に理解されていないと思うことがよくあるのです。
 
 作曲もしますが、演奏会にも口出しします。「そこはもっと丁寧に」とか「そこはもっと思い切って」などなど。

 空間と音楽は、共通点が多いのです。 

 聞けば、もう一部屋仮予約が入ったとそうです。

 演奏会と同じく、空間はその場でしか感じることができないもの。モデルルームで、是非、打ち放しの空間を体験下さい。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記