昨年後半から、実施設計→見積→見積り調整と「見積り調整」が集中。
なかなか現場が始まりません。
と言うことは、まとめて始まるのですが、やはり現場が動いていないと物足りないものです。現場にのみ真実があるのですから。
元現場、今は住居。「滋賀の家」の奥様から写真が届きました。
この計画では、予算調整の中で、外構工事が別途工事になりました。
外構工事は「工程的に最後になる」「完成していなくても暮らせる」等の理由から、別途工事になったり、二期工事(後でする工事)になることがあります。
この住宅もそうだったのですが、建物完成後、ご夫妻が地元の土木工事会社に見積りを依頼。ようやく年末、完成に至りました。
私もアドバイスをさせて貰いましたが、基本的にはクラアントが現場を監理されたのです。
年始にかけて、京都が大雪だったとは聞いていたのですが、滋賀もかなり降ったようです。
建築の仕事にマジックはありません。適正な価格で、少しでも良いものを創るには、一手間も二手間も掛けなければなりません。
私たちもハードワークは厭わないつもりですが、クライアントの本気度に、建築は大きく影響を受けるのです。
広い庭にある、ドッグランも完成したよう。少し緑が戻つ頃、撮影に行こうと思っています。
文責:守谷 昌紀
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