「Shabby House」-14-内からと外から

 現場は事務所から4km弱のところにあります。自転車で向かえば25分くらい。

 今日は10:00amから打合せでしたが、ひとつ準備に手間取ったものがあり、事務所を出たのが9:45am。

 全速力で迎えば何とかなると思ったのですが、4分遅れてしまいました。

 現場に着くとクライアントとスタッフで打合せはスタートしていました。

 遅刻は絶対駄目で恥ずべきこと。まずはお詫びからです。

 もうひとつ加えるなら、あれだけ急いでも(ほぼ全て立ちこぎ)6分しか短縮できないのだと分りました。

 何でも早めの行動が必須です。

 いくつか課題はありましたが、ひとつはルーバーのデザイン。

 シートを剥がし、監督に模型を持ってもらい、外部からの目隠し機能を確認です。

 これはOK。

 続いて内部から。

 明るい方を見ると随分印象が変わります。

 目隠し機能を確保しつつ、内から欲しいのは採光。

 模型はダンボールなので、厚みが5mm。

 実際は15mmなので、それも加味して寸法、角度を決定しました。

 少し行くと大きな池があります。

 外周がウォーキングコースになっていて、今は紅葉の中を歩く感じ。

 晴れた日は、横を通るだけでも得をした気分になれます。

 日々の仕事、日々の暮らしの中に、どれだけ楽しみを見つけられるか。

 それがとても大切だと思うのです。

文責:守谷 昌紀

建築家 / 大阪  一級建築士事務所 アトリエm