「滋賀の家」‐8‐人いきれ

 今日の大阪は36度。

 37度の予報もあり、もう40度が目前。まるで砂漠の中にいるようです。

 いつもは涼しい現場も、昨日は35度近くあったでしょうか。

 汗が噴出してきます。

 クロスに糊をつける機械がサンルームに据えられました。

 仕上げ工事も佳境に入りました。

 内装、家具、塗装と、多くの職人が入り、人口密度はかなり高め。

 人いきれで蒸せかえっています。

 塗装工事も終盤の仕事です。彼らは、青・赤・黄のペンキがあれば、どんな色でも作ります。

 初めて現場で見たときは、感動しました。感覚がものを言う、これぞプロの技術。

 「いきれ」は「熱れ」が語源のよう。最終的に出来を左右するのは、熱の総量です。

 7月末の引渡しに向けて、今年も熱い夏になりそう。

文責:守谷 昌紀

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