「滋賀の家」‐2‐地鎮祭、古墳あり

 大阪から現場までは、JRを使って1時間半ほど。朝の大阪駅はごったがえしています。

 

 山科を過ぎたあたりから、景色が開けてきます。琵琶湖の対岸に見えるのは比良山。

 天気の良い日は、ちょっとした旅行気分です。

 旧家屋の解体も終わり、敷地は大きく開けました。12月3日、地鎮祭が執り行われました。

 

 これだけ開放感のある地鎮祭は、なかなかないものです。宮司の動きもいつもより大き目、に感じるのです。

 

 伸びすぎた草木は、クライアント自身が、チェーンソーで伐採します。これだけ敷地に木々があると、本当に手入れが大変です。

 この日で、敷地に訪れたのは11回目。古墳があることを初めて知りました。

 由緒をはるかに超え、人類定住の起源にまで迫る土地でした。まだまだ、私の知らないことがありそうです。

 土地の紹介はこのくらいにして、次回からは建物について。

文責:守谷 昌紀

メディア掲載情報

◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
アトリエmの現場日記